エイベックス・ピクチャーズ、『マブラヴ』の開発会社・イクストルを孫会社化 ソーシャルゲーム化を含めたIPの最大化へ

ixtl(イクストル)は、エイベックス・ピクチャーズに株式譲渡したことを発表しました。

イクストルは、2011年にPCゲームブランド『âge(アージュ)』作品の著作権を取得し展開するために設立。主に『マブラヴ』シリーズのゲーム化及びアニメ化を手掛け、また2014年に文化放送、グッドスマイルカンパニーに資本参加してもらい、事業を展開してきました。

エイベックス・グループ傘下になることにより、主要事業である自社コンテンツのアニメ化やゲーム化と同時に海外展開を積極的に行い、また自社内での開発体制を強化し進めていくという。

さらに、新規オリジナルコンテンツを創出することにより自社IP を増していくことも重要であると考え、これまでにないワールドワイドにおけるメディアミックスの形をエイベックス・グループの全面支援を受け推進していくとのこと。

■エイベックス・ピクチャーズ株式取得の理由
同社は「avex group 成長戦略2020」の中で、「ゲーム事業への進出」を掲げ、「ゲームと親和性の高いアニメやアーティスト等に関する同社のIPを最大限に活かし、ゲーム事業へ積極的に進出する」としています。

今回のイクストルへの出資は、その一環として決定したもので、同社が保有するゲーム『マブラヴ』をはじめとするIPを取得することで、より一層多角的なゲーム事業への進出が可能となることに加え、ソーシャルゲーム化を含めたゲーム事業において、エイベックスグループの強みである360度ビジネスを展開することで、IPの最大化を図っていくようです。

さらには海外展開(主に北米・中国)についても、パブリッシャーとしてイクストルと共に積極的に進めていくことを視野に入れているという。

イクストルが保有するIP『マブラヴ』は、2003 年にPC用ソフトとしてリリースされた、パラレルワールドを描いた大作。ドラマティックに展開する内容と深いメッセージ性から、発売から15年経った現在でも国内外に熱狂的なファンを持ちます。

海外のアドベンチャーゲーム約 2 万タイトルのうち、ファン投票では『マブラヴ オルタネイティブ』が11 位を長年独占。2015年、北米でのキックスターター(クラウドファンディング)では、わずか2ヵ月でアドベンチャーゲームとして最高額の約1.5億円を調達。