パックマン、太鼓の達人の世界に入り込む 新エンタメ施設「MAZARIA」体験リポート

 バンダイナムコアミューズメントは、2019年7月12日(金)、アニメとゲームに入る場所「MAZARIA(マザリア)」を、池袋・サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3階にてグランドオープンする。本稿は、7月9日(火)に行われたメディア向け内覧会での様子をお届けする。

 「MAZARIA」とは、「VR ZONE SHINJUKU」(2019年3月に終了)などの流れを汲み、コンセプトを刷新した最新のVRエンターテインメント施設だ。“三次元と二次元をつなぐ狭間の世界”という設定で、施設内はアニメやゲームの世界と混ざり合うような体験が空間全体で演出されている。

 アクティビティは4つのコンセプトエリアに分かれている。全身を使う「FESTIVAL ZONE」、大自然を感じる「ADVENTURE ZONE」、恐怖系の「PANIC ZONE」、ゴジラやガンダムなどの映画・アニメ・ゲームの世界に入る「SF ZONE」。

 

 

アニメとゲームの世界観に”まざりあう“、4つのZONE

<はじまりの部屋>
リアルとバーチャルが「まざりあう」エリア。来場者自身がまざりあう世界に入るための準備をする場所。

・パックマンゴーラウンド<NEW!!>

<FESTIVAL ZONE>
みんなでワイワイ楽しむZONE。全身を使ってアニメやゲームの世界を体感。

・アスレチックVR
・PACMAN CHALLENGE<NEW!!>
・巨大風船爆発ルーム パニックキューブ
・太鼓の達人 VRだドン! <NEW!!>
・マリオカート アーケードグランプリVR

<ADVENTURE ZONE>
大自然やフィールドの広い空間で楽しむアクティビティに挑戦。

・急滑降体感機 スキーロデオ
・極限度胸試し ハネチャリ
・釣りVR GIJIESTA
・ドラゴンクエストVR
・VR-ATシミュレーター 装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎
・冒険川下りVR ラピッドリバー

<PANIC ZONE>
絶叫必至、様々な試練に立ち向かう。

・恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル
・極限度胸試し 高所恐怖SHOW
・ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール<NEW!!>
・ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)

<SF ZONE>
アニメや映画で憧れたメンバーの一員になれる。

・エヴァンゲリオンVR THE魂の座:暴走
・ガンダムVR ダイバ強襲
・ガンダムユニコーンVR 激突・ダイバ上空
・ゴジラVR
・大量破壊VRシューティング ギャラガフィーバー

 

没入感を高める要素

 入口に設置されたLEDモニターや、プロジェクションマッピングなど、VRのアクティビティだけでなく、施設全体で世界を演出しているのが特徴だ。さまざまな作品のキャラクターが入り乱れる映像は、入場する前から期待感が膨らむものとなっている。

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 それぞれのコンセプトエリアでは、内装やBGMによって、没入感を高めている。滝のプロジェクションマッピングの傍では風が吹いていたり、「PANIC ZONE」では照明が少し暗かったりと、細かいこだわりを感じることができた。

 最大の特徴はアクティビティ毎に異なる、「ネイティブ」と呼ばれる担当スタッフのキャラクター性だろうか。世界観に合う衣装、会話をしていることに加え、「MAZARIA」内特有の挨拶「マーザレイ」をスタッフに掛けると、各アクティビティに沿ったポーズを取ってくれる。たとえば、『ゴジラVR』であれば敬礼をしてくれる。そのほか、『太鼓の達人 VRだドン!』ではスタッフの語尾がなんと「~だドン」。

 記者が過去に赴いた経験のある「VR ZONE SHINJUKU」と今回の「MAZARIA」を比較すると、より低年齢層にも親しみやすい雰囲気になっているのではないかと感じた。前者はいわゆる「インスタ映え」のするスポットも多い印象であったが、新コンセプトの後者はより作品世界への没入度を重視しているように思われる。

 

ゲーム性の高い新規アクティビティ

 『エヴァンゲリオンVR The魂の座:暴走』などの「VR ZONE」で設置されていたアクティビティに加え、完全新規の4タイトルが設置されている。

 ひとつ特筆すべきは、新技術「マザッター」。VRアクティビティの映像と人物の合成を可能にするもので、これまでVRの難点であった「体験者以外の人が面白さを感じにくい」というような問題が解消され、VR体験の内容や楽しさがより多くの人に伝わりやすくなる。複数人での来場が想定される「MAZARIA」において、1人用コンテンツの新しい楽しみ方と言える。

 アクティビティのひとつ『極限度胸試し 高所恐怖SHOW』では、客観的視点で体験者以外が状況把握出来るようになり、見る楽しみが大きく増えた。

そして今回記者が体験できたのは、『太鼓の達人 VRだドン!』と『アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGE』のふたつ。

 『太鼓の達人 VRだドン!』では、専用のコントローラーを使用し、“太鼓ワールドン”に入って太鼓祭りを盛り上げるという趣。VRならではの空間をフルに活用した演奏が楽しめ、直感的に太鼓を叩くことが出来た。叩く際の感覚も手応えを感じられ、爽快感が抜群。

 また、櫓の下で説明を聞き、本番前に床がせり上がり櫓の上に立つ、というプロセスを踏んで演奏に臨むことになるのだが、ここも世界観への没入という意味で徐々に高揚を感じる仕組みになっている。

 

 『アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGE』は、実際にプレイフィールド内を歩き回るアクティビティ。プレイヤー自身がパックマンとなり、ゴーストから逃げながらクッキーを集めていく、というルールは往年の名作と同様。

 体験したところ、かなりのゲーム性の高さがうかがえた。ステージの構造、クッキーとゴーストの位置、制限時間と、把握しなければいけない情報が多く、「クッキーに気を取られていたらゴーストが真後ろにいた」という状況が頻発。後半のステージはクッキーの配置が一癖あるので、苦戦必至だ。記者は運よくクリアでき、ラストシーンを見ることができた。内容は実際に体験して見てほしい。

 そのほか、新規アクティビティとして、銃を武器にゾンビウイルスが蔓延する街から脱出する『ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール』、パックマン版メリーゴーラウンドの『パックマンゴーラウンド』(非VR)などが用意されている。

 以上、今回の体験から、大人から子供までさまざまな人が楽しめる空間で、複数人で盛り上がることができる施設であることが感じられた。屋内型施設ということで、雨が降りやすい梅雨の時期でも問題なく遊べるため、現在おすすめのスポットだ。

 

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