TYPE-MOON新ゲームスタジオ「studio BB」設立 ディレクターに世界樹の迷宮等を開発した新納一哉氏が就任

 TYPE-MOONは、2019年8月30日、新たなゲーム開発に挑戦するための新スタジオ「TYPE-MOON studio BB」を設立した。

 studio BBのスタジオディレクターには、『Fate/EXTRA』『世界樹の迷宮』『ドラゴンクエストビルダーズ』などの開発を手掛けたゲームクリエイター、新納一哉氏が就任。今後は、TYPE-MOONの武内崇氏や奈須きのこ氏をはじめとするクリエイターや、チームと協働し、TYPE-MOONの世界観をさらに拡張するゲームを開発していくとのこと。

 新納氏は、2019年8月、『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』の開発終了(最終アップデートを以て)を機に、7年間勤めていたスクウェア・エニックスを退社。その後の動向が注目されていたが、発表の通り、過去に『Fate/EXTRA』で開発を共にしたTYPE-MOONに入社することとなった。なお、新納氏のTwitter投稿によると『ドラゴンクエストビルダーズ』シリーズのシナリオを担当した塚田耕野氏も所属するという。

 有限会社ノーツのゲームブランド「TYPE-MOON」は、同人サークルとして出発し、「月姫」シリーズや「Fate」シリーズで次々とヒットを飛ばした。なかでも2015年に配信されたスマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』(配信:アニプレックス、開発:ディライトワークス)は、国内スマートフォンゲーム売上1位を獲得するなど、一躍ブランド名が大衆に認知された。

 熱烈なファンを抱えるIPタイトル、潤沢な開発資金、そしてクオリティの高いタイトルを手掛けられるゲームクリエイターたちの参画に、studio BBへの期待値も高いだろう。新納氏いわく、同スタジオでは「外部のデベロッパーと協力して開発する中規模~大規模の3Dゲームと、社内で開発する小規模の2Dゲームの2つの柱で開発を進めていく方針」としている。

 現在studio BBでは、スタジオクリエイターを募集している。現在募集している職種は「プログラマー」「アートデザイナー」「ゲームデザイナー」「プロジェクトマネージャー」の4種。応募条件や待遇、仕事内容などは、同日公開されたstudio BB公式サイトを参照して欲しい。

 

スタッフからのメッセージ

新納一哉(スタジオディレクター)
studio BBは、TYPE-MOONが新たなゲーム開発に挑戦するために設立した新スタジオです。武内崇、奈須きのこはもちろん、多くのクリエイター、パブリッシャーと協力しTYPE-MOON世界の魅力を、多種多様なゲームとして皆さんにお届けできたらと思っています。studio BBは、外部のデベロッパーと協力して開発する中規模~大規模の3Dゲームと、社内で開発する小規模の2Dゲームの2つの柱で開発を進めていく方針です。

武内崇(TYPE-MOON代表)
新納さんとはじめてお会いしたのは、10年ほど前になります。「この企画を見てください」と「Fate/EXTRA」の企画書を手渡された時の衝撃は、未だに忘れることができません。それは奈須きのこ、そしてTYPE-MOON作品へのラブレターであり、挑戦状であり、そして冒険へ誘う地図でした。私たちTYPE-MOONにとって、新納一哉は黒船です。新天地より現れて、変革をもたらす冒険者。彼とともに、新しいTYPE-MOONが始まります。あの時と変わらない、冒険の地図を広げる新納さんの笑顔に、今はワクワクが止まりません。

奈須きのこ(TYPE-MOON シナリオライター)
それは誰もが知る定番の冒険譚でありながら、おかしな視点を持つ語り部による物語だったり。多くの人々が通った足跡だらけの道筋なのに、誰もが見落とした風景を捉えるカメラだったり。新納一哉が作るゲームには、いつもそんな驚きと発見、挑戦がありました。そして自分が好むゲームは、今も昔もずっと、そういうものだったのです。やっと少年の頃に見た夢に追いついた。今はそんな気持ちでいっぱいです。

「いつか何の緩衝材もない環境で一緒にゲームを作りたい」

数年前に交わした夢物語が奇縁の果てに実現しました。間違いなく、「studio BBの立ち上げを喜んでいるランキング」トップ5に入るのは自分です。でも「studio BB」って……嬉しいけど……BBって……(笑)

▲“BB”は『Fate/EXTRA CCC』に登場するキャラクターの名前でもお馴染み。

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