月額600円のサブスク型ゲームサービス「Apple Arcade」9/19開始 特徴等を紹介

 米Appleは、定額制のサブスクリプション型ゲームサービス「Apple Arcade」について、App Storeから9月19日(木)に開始すると発表した。

 料金は1ヵ月あたり日本円で600円(最初の1ヵ月は無料トライアル期間)。ユーザーは、オープン当初から100本以上の新作ゲームを遊ぶことができる。対応端末は、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Apple TVなど。

 Apple Arcadeは、料金形態が定額制のサブスク型であることはもちろん、下記の4つの特徴を持っている。

  1. 全ゲームがオフラインでもプレイ可能
  2. 広告表示なし、追加課金もなし
  3. Appleの厳正な審査を通った高水準のタイトルラインナップ
  4. ファミリー共有を利用し、1つのIDで最大6人までアクセス可能

 “質の高いゲームを、いつでも安全かつ気軽に遊べる”。 なかでもファミリー共有では、クオリティの高いゲームを、過度な課金の心配をすることもなく、安心して子供に端末を渡せるだろう。ゲームに関しては、日本人が慣れ親しんでいるF2P型のソーシャルゲームのそれではなく、いわゆる買い切り制の有料ゲームアプリを定額料金で無限に遊ぶことができる、といえば分かりやすいだろう。

 肝心のタイトルラインナップについて。国内ゲーム企業では、スクウェア·エニックスが『VARIOUS DAYLIFE』という新作RPGを提供予定だ。同作は、『ブレイブリーデフォルト』や『オクトパストラベラー』のクリエイター陣が手掛ける。

▲『VARIOUS DAYLIFE』ゲームシーン

 このほか、国内外の大手ゲーム会社はもとより、独自性溢れるインディー系の開発会社など多数の企業が参画。オープン当初のラインナップは100本ほどだが、今後新しいゲームについては毎月追加されていくという。

 ユーザーには喜ばしい新しいゲームサービスだが、気になるのは企業の収益寄与についてだ。前述した通り、広告表示及び追加課金はない。サービス開始のタイミングでは、開発にかかる一部はApple側の助成でまかなうと思うが、ゲームを開発・提供する企業側にはどのような収益インパクトがもたらされるのか。

 その多くが運用型のタイトルではないため、ゲーム起動数やプレイ時間などを換算して収益とされるのか。ただ、ゲームには多種多様なジャンルが存在し、それぞれが提供する価値は異なる。短時間で楽しめるカジュアルゲームもあれば、長時間だからこそ深い感動が味わえるRPGも存在する。

 紹介した通り、すでに大手ゲーム会社はApple Arcadeで複数のゲームタイトルを準備している。上場企業に関しては、今後の決算発表の際に収益貢献について一度精査する必要が出てきそうだ。

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