話題の音声SNS「Clubhouse」を利用しているゲーマーは5.9%

 ゲームエイジ総研は、話題の音声SNS「Clubhouse」についての調査レポートを公開した。

 iPhoneユーザーかつ何らかのゲームをプレイしている人を対象に「どれくらいのゲーマーが『Clubhouse』に参加しているのか」を調査した結果、5.9%という数字に。また、利用目的は情報収集メインだということがわかった。

 

<以下、プレスリリースより引用>

株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行って参りました。昨今、世界中で話題となっているVRやeスポーツといった、いわゆるゲームの枠にとどまらない新たな“エンタテイメント”の隆盛により、旧来のゲーム市場は過渡期を迎えています。そのため、改めて現在の“ゲーマーとは?”をテーマに、ゲーマーのライフスタイルを掘り下げる分析を、継続して実施していきます。

2020年4月にサービスを開始し、2021年1月に日本の著名人が多く参加し大きな盛り上がりを見せている新しいSNS『Clubhouse』。これまでのSNSとは違い、音声を使ってコミュニケーションをすることが大きな特徴です。すでにサービスを利用している人から招待されないと使用できないという限定感も相まって大きな話題になり、既存のSNSではClubhouseへの招待を希望する書き込みが多く投稿されました。そういった点でこれまでと性質が異なるSNSですが、どれくらいのゲーマーがこの新しいSNSに参加しているのか調査してみました。

  

iPhoneを使用しているゲーマーの5.9%がClubhouseを利用

調査を実施した段階ではAndroid版が配信されていないので、iPhoneを使用しているユーザーにClubhouseの利用の有無を聞いてみました。そこでClubhouseを利用していると回答したのはゲーマーの5.9%でした。【グラフ①】

今のところ、Clubhouseは招待制のSNSとなっているため、利用するためには既に利用している誰かからの招待が必要です。そこで誰から招待されたかを聞いてみると、「友人」が最も多く44.0%、そして「家族」が16.0%、「仕事の同僚」が14.7%と続きます。【グラフ②】

基本的に本名で登録する必要があり、誰から招待されたかもプロフィールに表示されるため、現実世界で交流がある人から招待してもらうケースが多いようです。一方で少数派ながら「SNSを通じた人」が8.0%、「ネット上の友人」が4.0%と、ネットを通じた知人から招待してもらったという回答も見られました。

  

情報収集や有名人の話を聞くなど、インプット目的がメイン

それではゲーマーはClubhouseをどのように利用しているのでしょうか。

最も多かった回答が「情報収集」で42.7%。続いて「特定の人(有名人等)の話を聞く」が37.3%でした。【グラフ③】Clubhouseの魅力として「色々な人の話が聞ける(男性/35歳)」、「専門的な話を聞けること(男性/37歳)」といったコメントが見られました。実際にClubhouseではレジェンド級のゲームクリエイターや、ゲーム以外にも様々なジャンルのプロフェッショナルが参加しています。セミナーなどに参加しなければ話を聞けないような専門家の貴重な話を聞くチャンスがあるのはClubhouseの特徴の1つでしょう。

続いて回答が多かったのが「聞き流しをする(ラジオがわり)」で32.0%でした。【グラフ③】

「だらだら話が聞ける(女性/41歳)」や、「知識が広がる(女性/18歳)」など、こちらのコメントを見てもインプット目的で使用しているようです。実際に著名人以外にもラジオ的に情報発信をしているユーザーもおり、既存のマスメディアでは楽しめないようなニッチでディープな話題を楽しんでいるようです。

一方で、アウトプットを目的としてClubhouseを使用しているゲーマーは少ないという結果になりました。

「情報交換(同じ趣味の人と交流するなど)」が12.0%、「情報発信」が9.3%、「雑談をする」が5.3%という結果です。【グラフ③】

コメントでは「新しい情報発信の場だと思います(女性/37歳)」など音声型SNSという新しいコミュニケーションの場を情報発信の場と捉えている意見が見られました。

また、その他の魅力として、「参加したい人は雑談し、聞いていたい人は聞くだけでも参加できること(女性/26歳)」、「声だけなので気が楽(女性/40歳)」など、雑談に使用しているというゲーマーもおり、コロナ禍でリアルの場でコミュニケーションを取ることが少なくなった今、ビデオ通話とは違いカメラ写りなどを気にする必要がなかったり、知らない人とも気軽に繋がれるという特徴から、何気ないコミュニケーションをとるために利用している姿も浮き彫りになりました。

一時期の熱狂ぶりと比較すると落ち着いた印象もあるClubhouseですが、コミュニケーションが少なくなっている今、誰かと繋がりたいという欲求は冷めることはないでしょう。今後Android版が配信されたり、誰でも登録できるようになると、もう一段階盛り上がりそうな気配もあるSNSです。ゲーマーとの相性という点で今後この新しいSNSがどう伸びていくか注目していきたいところです。

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