日本初開催のYoutube広告賞「YouTube Works Awards Japan 2021」 7つの部門賞とグランプリが発表

 Googleは、Youtubeで高い効果を発揮した広告を表彰する「YouTube Works Awards Japan 2021」の結果を発表した。

 「YouTube Works Awards」はイギリスで始まり、アメリカなど世界各国で開催され、各国で広告界・YouTube を代表するクリエイターが審査を行う広告賞。日本では初めての開催となり、7つの部門賞の中で最も優れた効果を獲得した広告がグランプリに選出された。

 中でも、ゲームオンの『LOST ARK』広告や、にじさんじコラボ・声優コラボを行った「デリケアエムズ」の広告「股間戦士エムズーン」などが各部門で受賞。

    

Performance for Action 部門
「この世界は、青春みたいだ。」

 最もコンバージョンに寄与したキャンペーンを表彰するPerformance for Action 部門で受賞したゲームオンの広告「この世界は、青春みたいだ。」は、同社が運営する『LOST ARK』のプレイヤー獲得を目的とした広告。オンラインゲームに夢中になったことのあるタレントとして最上もがさんを起用している。

”かつて夢中になった、PC オンラインRPG体験の楽しさを思い出させる”広告を打ち、共通の原体験を持つターゲット層の口コミ創出や期待感醸成によるトライアル獲得を狙ったという本広告は、130秒の長尺版の再生回数が1,057万回再生を突破。動画コメント欄やSNS上で高い評価を得て、ローンチ直前期の期待を高めた。『LOST ARK』そのものではなく、オンラインゲームの本質的な面白さに主題を置いたことが特徴的。

ゲームオン社が出掛けてきた大型タイトルと比較し、歴代一のゲームスタートユーザー数の獲得を達成した。

 

 受賞理由として、審査員からは「ローンチ前に、動画視聴者を共感させ、口コミの反響を高めることで、ファンを獲得していた。動画を起点にユーザーを動かすために、敢えてこの長さであったと思う。」「長尺で 130 秒にも関わらず、完全視聴率が高く、この広告をきっかけにユーザーを動かしたという点において、部門賞受賞にふさわしいと思った。」と高い評価を得た。

    

Small Budget, Big Results 部門
股間戦士エムズーン

 池田模範堂が提供する、男性の股間のかゆみを治す薬品である「デリケアエムズ」のブランドイメージ向上を目指して制作された広告「股間戦士エムズーン」。本広告は“投資した金額に対してより大きな成果を得られたキャンペーンを表彰する”Small Budget, Big Results 部門を受賞した。

 その商品特性から「人に言えない」、「恥ずかしい」といったネガティブイメージが付いていた「デリケアエムズ」のイメージの払拭するため、Vtuberグループ「にじさんじ」コラボや声優とのコラボを実施し、「股間戦士エムズーン」というアニメ動画を展開。オンライン上で話題になるようなユーモアな表現で、思わず人に見せたくなるような楽しいコンテンツによってネガティブイメージを払拭することに成功した。

月ノ美兎さんらが登場するVtuberにじさんじコラボ生放送時には反響を呼び、Amazonのデリケアエムズが売り切れに。
にじさんじコラボ、声優コラボ、Twitter でのエムズーンリツイートなどの全体のリーチ目標として、KPI 25,000,000 人→実績 38,920,000 人を達成。

 受賞理由として、審査員は「40 代イメージの強い商品に対して、YouTube のメディア特性っていうのを効果的に使って若年層にまでリーチさせたこと、幅広い層とのブランドリンケージをうまく高めて、ポジティブな態度変容につなげていた点を評価しました。また次々と見たくなる構成や音の使い方が巧妙で、連続視聴というのをうまくうながし、コアファンを生んでいく巧妙なつくりが素晴らしかった。」とコメント。

 

受賞広告

・ナイキジャパン「Nike Japan – 動かしつづける。自分を。未来を。 The Future Isn’t Waiting」:グランプリ/Force for Good 部門

・大塚製薬「2020年、夏、部活。」:Creative Effectiveness 部門

・トヨタ自動車「トヨタイムズ(シリーズ)」:Media Orchestration 部門

・ゲームオン「この世界は、青春みたいだ。」:Performance for Action 部門

・池田模範堂「股間戦士エムズーン」:Small Budget, Big Results 部門

・カネテツデリカフーズ「カネテツ」:Breakthrough Advertiser部門

・モビリティランド「森の中のモビリティテーマパーク ツインリンクもてぎ」:YouTube Creator / Partner Collaboration

  

審査員

猪股 可奈子(APACマーケティング本部長/ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社)

岩崎裕介(作家・演出家/劇団ノーミーツ/OND゜)

川村 真司(チーフクリエイティブオフィサー/株式会社 ワットエバー)

神田祐介(クリエイティブディレクター/株式会社 博報堂)

栗林 和明(チーフコンテンツオフィサー/株式会社チョコレイト)

河野奈保(常務執行役員CMO/楽天株式会社)

権八成裕(CD/CMプランナー/株式会社ゴンパ)

佐久間宣行(プロデューサー)

澤本嘉光(ECD/株式会社電通)

鈴木 あき子(執行役員 RTD・LS事業部長/サントリースピリッツ 株式会社)

関和亮(Film Director/株式会社コエ)

内藤 貴仁(常務執行役員/株式会社サイバーエージェント)

橋田和明(クリエイティブディレクター/株式会社 HASHI)

HIKAKIN(YouTube Creator)

村本 美知(Senior Planning Director/株式会社 ADKマーケティング・ソリューションズ)

谷津かおり(Head of Planning/株式会社 BBDO JAPAN)

山之内すず(タレント/女優/株式会社リアレーション所属)

米澤 香子(Creative Tech Director/Wieden+Kennedy Tokyo)

渡辺淳之介(代表取締役/株式会社WACK)

【関連リンク(発表の詳細)】
https://www.youtube.com/playlist?list=PL9Xlh2Jq9l7XEPAqXfbA7j3prybA-1bNH

PickUPs!編集部https://pickups.jp/membership-join/
ゲームビジネスの最新情報をお届けします。 読者会員に登録すると、無料ですべての記事をご覧いただけます。Twitter、Facebookのフォローもお忘れなく!

Related Articles

Stay Connected

Latest Articles