任天堂は、一部メディアが報じた「Nintendo Switch(有機ELモデル)が、Nintendo Switchよりも収益性が高まる」という内容に対して、同社の公式Twitterで「事実ではない」と否定した。
該当の記事は、2021年7月15日に掲載されたBloombergの「任天堂の新型スイッチ、部品コスト増加は1100円程度-市場の評価二分」を指していると考えられる。
記事内では、調査会社への独自取材を得た情報として、「有機ELモデルのSwitchの部品コストは1,100円程度の増加を見込む」、「ゲーム機単体としての新型モデルの収益性は値上げにより高まると見られる」と報じた。
2021年10月8日に発売を予定している「Nintendo Switch(有機ELモデル)」は、メーカー希望小売価格37,980円(税込)、現行機の価格が希望小売価格32,978円(税込)のため、”有機ELモデルは収益性が高い”というように同誌では分析したようだ。
任天堂は該当の記事に対して「事実ではない」と明確に否定したほか、「現在(有機ELモデル)それ以外の新たなモデルは計画していない」と、かねてから噂されていた高性能のSwitchの存在についても「ない」と言及した。