21年7月の世界のゲームアプリ売上トップは『PUBG MOBILE』 前年比26.7%上昇の2億9,900万ドル超を記録

▲画像はSensor Tower「Top Grossing Mobile Games Worldwide for July 2021」より

 アメリカの調査会社Sensor Towerは、同社のブログにおいて「2021年7月の世界のモバイルゲーム売上高トップ」を公開した。なお、本記事の数字は同社の推計によるものである。

 2021年7月の世界のモバイルゲームの売上トップはテンセントの『PUBG MOBILE』で、プレイヤーの消費額は2億9,900万ドル(約330億円)を超え、2020年7月から26.7%の成長となった。同タイトルの収益の約68.4%は、中国向けローカライズ版である『Game For Peace』によるもので、米国が6.7%、トルコが6%と続く。

 セルラン第2位は同じくテンセントの『王者栄耀(Honor of Kings)』で、売上高は2億3,120万ドル(約255億円)。これは前年比で約2%の成長となる数値。収益の約94.7%は中国からのもので、次いで台湾が2%だった。

 第3位はmiHoYoの『原神(Genshin Impact)』、次いでNianticの『ポケモン GO(Pokémon GO)』、Roblox Corporationの『Roblox』が続いた。

 なかでも、『ポケモン GO』は過去5番目に好調な月となり、全世界で1億5,040万ドル(約166億円)の売上となった。これには、7月17日と18日に行われた毎年恒例のチケット制イベント「Pokémon GO Fest」が大きく寄与。イベント期間中、収益が約2,100万ドルに急増するなど、大規模なゲーム内イベントの効果を示す結果となった。

▲イベント期間中は全ユーザーを対象に、BGMの変化や出現するポケモンが入れ替わるなど、さまざまなボーナスが発生。また、有料のチケット<価格:610円(消費税込)>を購入すると、特別なすがたのポケモンや、トレーナーのポーズなどが手に入るなど、お祭り感満載の内容となっていた。【実際のお知らせはこちら

   

 世界のスマホ向けゲームアプリ市場は、2021年7月にApp StoreおよびGoogle Play全体で76億ドル(約8,389億円)を生み出し、前年比で7.2%の増加を記録。

 2020年7月はコロナ禍におけるロックダウン等の影響を受け、アプリの収益としては昨年の中では2番目に良い月だったことや、12月に入ってから売上高が増加していることを踏まえると、2020年の市場の大きな成長を維持していることが示されたといえる。

 2021年7月の市場を世界別で見ると、売上高第1位は米国で約22億ドル(約2,428億円)となり、全世界の約29%を占めた。2位は日本で19.8%、3位は中国(Google Playが提供されていないため)で17.4%となった。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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