21年7月の世界DLトップは『PUBG MOBILE』 インド版復活が追い風

▲画像は Sensor Tower 「Top Mobile Games Worldwide for July 2021 by Downloads」より

 アメリカの調査会社Sensor Towerは、同社のブログにおいて「2021年7月 世界のモバイルゲームダウンロードトップ」を公開した。なお、本記事の数字は同社の推計によるものである。

 2021年7月の世界のモバイルゲームで最もダウンロードされたのは、テンセントの『PUBG MOBILE』となった。DL数が最も多かった国は、Kraftonから『BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA』としてリニューアルされたインドで、次いで『Game For Peace』としてローカライズされた中国だった。

 ランキング首位に大きく寄与した『BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA』は、Android版が2021年7月2日にリリースされ、iOS版は2021年8月18日に配信開始。インド版『PUBG MOBILE』はインド政府が国家安全保障上の懸念から2020年9月に禁止した中国製アプリのひとつだったが、パブリッシャーを変更して復活した形となる。

 もともと禁止前には4000万人以上のアクティブユーザーを抱える大人気タイトルだったこともあり、7月2日のリリースから1週間で累計ユーザー3,400万人、一日あたりの最大ユーザー数1,600万人、最大同時接続者数240万人を記録するなど、復活するやいなやの人気ぶりを見せつけている。

 また、中国版である『Game For Peace』が大きく牽引し、セールスにおいてもトップに位置している。

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 2番目にランクインしたTap2Playの『Count Masters』は2,440万DLされた。DL数が最も多かった国は、米国で10.6%、インドで約7%となる。『Count Masters』は先月のDLランキングで首位を獲得したタイトル。

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 そのほか、Outfit7の『My Talking Angela 2』、Panteonの『Trading Master 3D』が初登場で続き、Supersonic Studiosの『Bridge Race』が5位にランクイン(先月2位)。

▲『My Talking Angela 2』は、Outfit7が配信するバーチャルペットゲームの最新作。ネコのアンジェラと一緒に着せ替えやミニゲームなどが楽しめる。

 2021年7月の世界のスマホアプリ市場は、App StoreおよびGoogle Play全体で47億DLを記録し、前年同月比で2.3%の減少値。世界のDL数の第1位はインドで8億1,500万を記録し、世界全体のダウンロード数の17.2%を占めた。第2位は米国で9.3%、第3位はブラジルで8.3%となり、先月比で占有率に大きな変動はない。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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