スマホゲームユーザーへの調査で約4割が課金経験ありと回答

 マーケティングリサーチ会社のアスマークは、全国20~50代の有職者に「スマホゲームの課金に関する調査」としてアンケート調査を実施し、その結果を公開した。
※調査日は2021年8月3日(火)~8月6日(金)。

 同社が以前公開した「趣味に関するアンケート調査(2021年版)」では、7年間でゲームを趣味とする人が急増したという結果に。これは、新型コロナウイルスの影響で生活様式が大きく変容したことも影響しているとみられる。

 今回の調査はスマホゲームに焦点を当て、課金経験があるユーザーとないユーザーの違いについて調べたもの。「平均プレイ時間やゲーム内のコミュニケーションの程度において、どのような違いがあるのか?」 「課金者は課金することに対し、どのような気持ちを抱いているのか?」などの疑問に対して、月の平均課金額を軸に分析した結果となる。以下、調査結果。

   

トピックス 

  • スマホゲームユーザーの約4割が課金経験あり
  • 女性より男性の方がスマホゲームへ課金する傾向が高く、年齢が低いほどその傾向が高くなる
  • 課金経験者の7割近くがゲーム内で他のプレイヤーとコミュニケーションをとっている
  • 月の課金額、半数以上が1,000円未満
  • 月に500円未満の課金者は、課金行為に対し、「情けない」という気持ちが強く、全体的にネガティブな印象を抱いている
  • 課金者の約4割が、プレイすること自体に忙しさを感じている

    

ゲームアプリの課金経験

Q.直近1年間で、あなたはスマートフォンのゲームアプリに課金した経験がありますか。(ひとつだけ)

 スマホゲームユーザーの約4割が課金経験ありと回答。女性より男性の方がスマホゲームへ課金する傾向が高く、年齢が低いほどその傾向が高くなる。個人年収別でみると、1,000万円以上は、半数以上が課金経験ありとなっている。

   

ゲームアプリの平均プレイ時間

Q.あなたがゲームアプリに費やす平均プレイ時間をお知らせください。(それぞれひとつずつ)
【課金経験あり】ゲームアプリの平均プレイ時間
【課金経験なし】ゲームアプリの平均プレイ時間

 課金経験があるユーザーは、課金経験がないユーザーに比べ、ゲームに費やす時間が多い。課金経験がない人は、平日と休日でゲームに費やす時間でそこまで変化はみられないものの、課金経験がある人は、休日で顕著にゲーム時間が長くなる傾向にある。

   

ゲームアプリ内でのコミュニケーションの程度

Q.あなたはスマートフォンのゲームアプリにおいて、他のプレイヤーとどの程度コミュニケーションをとりますか。(ひとつだけ)

 課金経験がないユーザーの7割以上がゲーム内で誰ともコミュニケーションをとらないのに対し、課金経験者の7割近くがゲーム内で他のプレイヤーとコミュニケーションをとっている対照的な結果に。

    

スマホゲームの月の平均課金額

Q.あなたがスマホゲームに費やす月の平均課金金額をお知らせください。(ひとつだけ)

 月ごとの課金額は、半数以上が1,000円未満。男性の約3割、女性の約4割が500円未満という数値。

     

課金額を増やしたいか減らしたいか

Q.スマホゲームに課金する金額について、あなたのお気持ちとしてあてはまるものをお知らせください。(ひとつだけ)

 月の課金額が500円未満のユーザーの半数以上が「課金は全くしたくない」と回答。一方、月の課金額が高い人は、「もっと課金額を増やしたい」という気持ちが強い。

※20,000円~の課金者については、サンプルサイズが小さいため参考値。

     

課金後の気持ち

Q.スマホゲームに課金した後のあなたのお気持ちとして、あてはまるものをお知らせください。(ひとつだけ)

 500円未満の課金者は、課金行為に対し、「情けない」という気持ちが強く、全体的にネガティブな印象を抱いている。一方、3,000円~5,000円未満の課金者は、課金行為に対し、最もポジティブな印象が強い。

※20,000円~の課金者については、サンプルサイズが小さいため割愛

   

他の課金ユーザーと比べた際の自分の立ち位置

Q.あなたの課金額について、他の課金ユーザーと比べたときにどのように感じますか。あてはまるものをお知らせください。(ひとつだけ)

 月の課金額が10,000円以上の課金者のうち、1割程度が他のユーザーと比べて課金が少ない方だと思っている。

※20,000円~の課金者については、サンプルサイズが小さいため参考値。

     

スマホゲームへ感じる忙しさの程度

Q.課金したスマホゲームについて、プレイすること自体に忙しさを感じますか。(ひとつだけ)

 課金者の約4割が、プレイすること自体に忙しさを感じている。月に2,000円以上課金するユーザーにその傾向が顕著にあらわれている。

※20,000円~の課金者については、サンプルサイズが小さいため参考値。

     

    

調査概要

調査名  :スマホゲームの課金に関する調査
調査対象者:20~50代/有職者
      スマートフォンのゲームアプリの課金経験者(直近1年間)
      スマホ料金を自分で支払っている人
      個人年収回答者
有効回答数:800サンプル
割付   :性年代均等 ・Q3(課金後の気持ち)ポジネガ反転均等
調査期間 :2021年8月3日(火)~8月6日(金)
調査方法 :Webアンケート
調査機関 :株式会社アスマーク

調査内容

■スクリーニング

  • 個人年収
  • 月の貯金額
  • ゲームアプリの利用経験
  • ゲームアプリの課金経験
  • スマホ料金の支払元
  • 自由に使える自分の時間
  • ゲームアプリの平均プレイ時間
  • ゲームアプリ内でのコミュニケーションの程度

■本調査

  • スマホゲームの月の平均課金額
  • 課金額を増やしたいか減らしたいか
  • 課金後の気持ち
  • 他の課金ユーザーと比べた際の自分の立ち位置
  • スマホゲームへ感じる忙しさの程度
  • ゲーム以外の趣味の有無

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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