21年8月、世界ゲームアプリ売上TOPは2ヶ月連続で『PUBG MOBILE』。6周年の『FGO』も急上昇

▲画像はSensor Tower「Top Grossing Mobile Games Worldwide for August 2021」より

 アメリカの調査会社Sensor Towerは、同社のブログにおいて「2021年8月の世界のモバイルゲーム売上高トップ」を公開した。なお、本記事の数字は同社の推計によるものである。

 2021年8月の全世界のスマホ向けゲームアプリの売上トップはテンセントの『PUBG MOBILE』で、2億7,000万ドル(約297億円)の売上を記録した。この数値は昨年同月比で4.7%の成長となる。売上の約61.4%は、中国からのもの(現地では『Game For Peace』としてローカライズ)で、次いで米国が9%、トルコが6.5%と続く。

 第2位は同じくテンセントの『Honor of Kings』。総売上高は2億5620万ドル(約292億円)となり、前年同月比で約3%の成長を示した。同作の収益は約95%が中国からのもので、次いで台湾が2%となる。

 後ろに続くのはmiHoYoの『原神』、FGO PROJECT(ノーツ/アニプレックス/ディライトワークス)の『Fate/Grand Order』、Nianticとポケモンの『ポケモンGO』といった面々。

 ちなみに『原神』は9月現在、8月の売上ペースを大幅に上回る形で加速中。すでに8月の月間売上の数値を追い越している。

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 日本市場がメインのタイトルで見逃せないのは『Fate/Grand Order』だろうか。同作は、6周年を迎える2021年8月のタイミングで、過去2年間で最高の売上を記録した。その売上高は1億3,380万ドル(約147億円)で、前年同月比でも13.6%上昇の値。同作の売上はこれで累計約55億ドル(約6,053億円)に達する。

LIVEOPSISの「イベントカレンダー」より

 同作は8月の期間中、日本市場において売上トップを維持。強力な新キャラが登場する「6周年記念ピックアップ召喚(日替り)」や、「6周年記念福袋召喚(登場年別×クラス分類別)」といった特別なガチャを開催したことが大きく寄与したと見られる。

   

 さて、2021年8月の世界のスマホ向けゲームアプリ市場は、App StoreとGoogle Playの合計で77億ドル(約8,472億円)の売上を生み出し、前年同月比で8.6%の増加を記録。

 支出額の第1位は米国で、全世界のプレイヤーの支出総額の28%に相当する約21億ドル(約2,311億円)を計上した。2位は日本で20.8%、3位はGoogle Playが提供されていない中国で17.5%となった。

    

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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