ワントゥーテンは、リアルとバーチャルを融合させたイベントプラットフォーム「Smart Digital Field(スマート・デジタル・フィールド)」の販売を開始したと発表した。
「Smart Digital Field」は、オフラインとオンラインを融合し相互のインタラクションを体感できる技術を、新たな顧客体験プラットフォームとして実用化したもの。
リアル空間とバーチャル空間の位置情報をリアルタイムで相互共有し、両空間でシームレスな同期が可能。1つのバーチャル空間に複数の体験者アバターがログインするなど、シームレスにマルチプレイを行うことができるようになっている。
また、今の感情をアイコンやモーションで表現する「エモティコン」「エモアクション」機能が搭載。バーチャル空間にログインしているユーザー全員、もしくはユーザー同士1対1で、チャットすることもできるようになっている。
イベントプラットフォーム 「Smart Digital Field」を利用した「Mirror Field」は、2021年3月と8月にパナソニックセンター東京で行われた「Panasonic SPORTS CHANGE MAKERS」のイベント手法として、実際に採用された実績もある。
「Smart Digital Field」が効果的に活用できるシーンとして、ワントゥーテンは以下の6つの例を挙げている。
①製品やサービスなどを紹介し、相互空間で体感する展示イベントでの活用
②リアルとバーチャルの体験を繋いだ新しい工場見学での活用
③オープンな場所で複数人に対し発信するイベントなどのカンファレンスでの活用
④顧客との接点を創出し商談などに繋げるイベントといった商談での活用
⑤自粛で登校できない学生達への体験型授業など教育の場での活用
⑥ライブ演出やエンタメイベントでの相互空間を活用したエンタメイベントでの活用
「Smart Digital Field」は今後、リアルとバーチャルを横断した「テキストチャット機能」や、体験の臨場感を高める「立体音響機能」などの実装を予定している。また、ワントゥーテンの天王洲オフィスにて、実際に体験することが可能となっているとのことだ。
「ワントゥーテン」公式HP:https://www.1-10.com/