アメリカの調査会社Sensor Towerは同社のブログにおいて、2022年1月の世界モバイルゲーム市場におけるダウンロード(DL)ランキングを公開した。なお、ユニークインストール数のみを集計し、Androidのサードパーティ製アプリストアの数字は含まれていない。
Sensor Towerによると、2022年1月に世界で最もダウンロードされたモバイルゲームは、前月に引き続きGarenaの『Garena Free Fire』だった。ダウンロード数は2400万回を突破。なお、国別のダウンロード数傾向は、インドが約25.5%、ブラジルが11.7%に。
『Garena Free Fire』は2019年に続き2020年に世界で最もダウンロードされたゲームアプリとして選出されていた(アプリ調査企業data.ai(元:App Annie)による)ほか、eスポーツ分野でも「The Esports Awards」においてベストモバイルEsports部門でグランプリを受賞するなど、ゲームユーザーからの注目を集め続けている。
次点では、Sybo Games開発のランゲーム『Subway Surfers』。総ダウンロード数は2,370万回を記録し前年比で58.6%増に。本作のインストール数が最も多かった国は『Garena Free Fire』と同じくインドで、全体の約20.7%。次いでアメリカの約7%となった。
その他、1月に世界で最もインストールされたモバイルゲームのトップ5として、Roblox Corporationの『Roblox』、Kingの『Candy Crush Saga』、Say Gamesの『Race Master 3D』がランクインしている。
2022年1月の世界のモバイルゲーム市場は、App StoreとGoogle Playで52億ダウンロードを記録し、前年比2.8%増を記録。世界のゲームダウンロード数1位はインドで、7億6180万インストールと、世界全体のダウンロード数の14.6%を占めている。2位はアメリカで8.7%、3位はブラジルで8.2%と続く結果となった。