アメリカの調査会社Sensor Towerは同社のブログにおいて、2021年11月の世界モバイルゲーム市場におけるDLランキングを公開した。なお、ユニークインストール数のみを集計し、Androidのサードパーティ製アプリストアの数字は含まれていない。

Sensor Towerによると期間中、Kraftonの『PUBG: New State』は約3,200万DLを記録し、世界で最もDLされたタイトルとなった。国別ユーザーの割合は、インドが29.7%、アメリカが約12%を占めた。
KRAFTON・PUBG Studio開発の『PUBG: NEW STATE』は、CS版である『PUBG: BATTLEGROUNDS』の30年後を舞台とした次世代バトロワタイトル。グラフィックの向上以外にもゲーム中にクレジット収集やリクルートなどの要素が追加されたり、操作やUIも改善されたりと、正統進化したシステムとなっている。
続くのはGarenaの『Garena Free Fire』で、2,200万件近いDL数を記録した。昨年同月比で約19%の増加となった。割合はインドが33.3%、次いでブラジルが10.5%。
2021年11月の世界モバイルゲーム市場は、App StoreおよびGoogle Playで44億DLを記録し、前年同月比で横ばいの結果となった。世界のゲームダウンロード数の第1位はインドで、世界全体の17%に相当する約7億4,300万DLを記録しました。第2位はアメリカで9%以上、第3位はブラジルで約8%となった。
Supercellの『Clash Royale』は、11月のDL数が2017年以降で最高となり、推定840万を記録。同タイトルはここ数カ月で売上が復調しており、11月のピークが約5,300万ドルとなり、2018年4月以来最高のセールスを記録した月となった。