LINEは、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において、日本全国の男女を対象に、スマートフォンのバッテリーが残り何%になると不安になるか、またそのときに対策方法などについて調査結果を発表した。
調査結果から、スマートフォンのバッテリーは「20%〜30%」になると不安になる人が約半数、バッテリーが減ってきたときに何かしらの対策を行う人は約7割いるということがわかった。
<以下、プレスリリースより引用>
LINE株式会社では、同社が保有する約545万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。
このたびLINEリサーチでは、日本全国の男女を対象に、スマートフォンのバッテリーが残り何%になると不安になるか、またそのときに対策方法などについて調査しましたので、その結果をお知らせいたします。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:https://research-platform.line.me/archives/37830874.html
約半数の人はバッテリーが「20%〜30%」になると不安を感じている

ふだん出かけているときに、スマートフォンのバッテリーの残りが何%くらいになると不安になるか聞きました。
全体では「20%」と「30%」がもっとも多く、それぞれ2割強で合わせると5割弱という結果になりました。すべての年代で「20%」、「30%」と答える人の割合が高くなっています。
「50%」以上残っていて不安になる人は全体で2割強ですが、40~50代では3割弱と割合がやや高まります。40~50代は「40%」で不安になる人の割合も他の年代に比べてやや高い傾向にありました。年代が上がるほど、バッテリーの残量が半分近く残っていても不安になる傾向があるといえそうです。
一方「10%」や「10%未満」で不安になる人の割合は、40代以降に比べて10~30代でやや多くなる傾向がみられます。特に10代は10%以下で不安になる人が他の年代に比べて若干割合が高く2割弱でした。
若い年代ほどバッテリーの消費を抑える工夫をしている

「残量をまったく見ない・わからない/持って出かけない」と答えた人以外に、バッテリーが減ってきたときに、どのようなことをやっているか聞きました。
「特に何もしない」人の割合は全体で3割強と、約7割の人はなにかしら対策を行っていることがわかりました。全体のTOPは「低電力モード・節電モード/バッテリーセーバーを使う」で3割超、すべての年代でもTOPとなりました。特に年代が下がるほどやっている人が多く、10代では5割を超えています。
全体2位は「画面を見ていないときは、画面を消すようにする」、3位は「使っていないアプリを閉じておく」、4位は「画面の明るさを暗くする」がそれぞれ2割台で僅差となっています。スマートフォンは使用するけれど、余計にバッテリーを消費しないように工夫している様子がうかがえます。
5位以降はいずれも1割以下で、「Bluetoothをオフにする」、「Wi-Fiをオフにする」、「位置情報をオフにする」、「電源をオフにする(必要な時だけオン)」が続きます。
また、バッテリーが減ってきたときになにかしらしているのは10~20代が多く、全体ランキングで上位の「低電力モード・節電モード/バッテリーセーバーを使う」、「画面を見ていないときは、画面を消すようにする」、「画面の明るさを暗くする」も、若い年代のほうがやっている人の割合が高い傾向にあります。
10代では5位に「音量を小さくする」が入っており、ランキング外ではあるものの「機内モードにする」も10~20代でやっている人が多い様子。
さらに、割合は高くありませんが50代では「電源をオフにする (必要な時だけオン)」が5位にランクイン。スマホの「電源そのものをOFF」にする、という根本的な手段をとる傾向が他の年代よりもやや強いようです。
スマホネイティブ世代ともいわれる若い年代は、バッテリーの節電に関する方法をいろいろと試して使っている様子がうかがえます。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。
調査について
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年4月2日~2021年4月5日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります