【公式ch動画トレンドの週間ランキング】
新作『聖剣伝説EoM』の事前登録PVが注目

※：本ランキングではモバイルゲームの公式動画を抜粋（視聴回数はツール上の表記に準拠）

　ランキングでは、『モンスターストライク』とTVアニメ「鬼滅の刃」第2弾コラボのTVCMが1位となった。そのほか初出し情報となる「モンストニュース」（5位）をはじめ、コラボキャラ個々を詳細に紹介した「新キャラ使ってみた」動画（12位）も人気に。

　そのほかランキング常連組として『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の新旧さまざまなミュージックビデオがランクイン。なかでも人気楽曲「いーあるふぁんくらぶ」の3DMVゲームサイズは早々に100万再生を記録していた。

　さて、今回のトピックはスクウェア・エニックスの新作モバイルゲーム『聖剣伝説 ECHOES of MANA』の事前登録PVについて。

　本作では、オリジナルキャラクターと歴代「聖剣伝説」シリーズのキャラクターたちが織りなす、作品の枠を越えた新たな物語が楽しめるモバイル向けアクションRPG。シリーズの代名詞ともいえる「2Dアクション」を手軽に遊ぶことができ、マルチプレイによる共闘も可能という。

　開発は、グリーの100％子会社で、これまで『消滅都市』や『アナザーエデン』などを手掛けてきた株式会社WFSが担当。グローバル市場における実績や、往年のコンシューマRPGの要素をスマートフォンに落とし込むノウハウなど、その相性が期待されている。

　初出は2021年6月。今回の事前登録PVでは、文字通り事前登録の開始と同時に公開された最新PVであり、登場キャラクターのビジュアルやCV、ストーリー・バトル画面、その他システムなどが約2分に渡って収録されていた。視聴回数は調査時点で35万回。

　現在はスクウェア・エニックスの公式チャンネルで動画が投稿されている（初の公式生放送でも同様）。今後、個別のチャンネルを作成するのか、さらに定期的な生放送を行っていくかは不明だが、生放送によるユーザーのリアクションは概ね公表だった。

　そのほか、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』の2周年記念PVが17位にランクイン。

【ゲームアプリ動画トレンド（投稿者）】
新旧アークナイツが兼ね備える戦略性と動画需要

　今回は『アークナイツ』の動画を投稿しているクリエイターに注目。

　2020年1月にリリースされた『アークナイツ』は、Hypergryphが開発したモバイル向けタワーディフェンスゲーム。以前、紹介した『にゃんこ大戦争』（関連記事）と同じジャンルだが、本作の場合はユニットの配置やステージ構造が多様であり、戦略性が求められる。

　そのため、従来のタワーディフェンスのなかでは比較的ステージ踏破が難しく、ユーザー投稿の動画に関しても攻略動画の需要が高いと思われる。単純なクリア動画のみならず、効率的な立ち回りで“稼ぎ”を意識した内容を投稿するなど、一口に攻略動画といってもバリエーション豊かだ。

　また、作り込まれた世界観も評価されている同作だけに、物語の考察やキャラクター個人の深堀り（ユニットとしての立ち回りも含む）なども見られた。

【『アークナイツ』動画を投稿する主なクリエイター】
■ oyuki_ch（登録者数：8.98万人）

■ ゲームのサイハテ（登録者数：3.18万人）

■ Q.kenアークナイツ研究部（登録者数：1.92万人）

　先日、モバイル/PC向けシリーズ最新作『アークナイツ：エンドフィールド』が発表された。詳細なゲームシステムは語られていないものの、ジャンル名には3Dリアルタイム戦略RPGの文字があるように、さらなる動画需要が見込まれそうだ。

　『アークナイツ』及び、ほかのモバイルゲームの投稿動画（トレンドなど）はLIVEOPSISのYouTube機能から確認できる。