アメリカの調査会社Sensor Towerは、同社のブログにおいて『ドラゴンボールZ ドッカンバトル(以下、ドッカンバトル)』の累計売上額が30億ドル(約3,291億円)を突破したことを公表した。なお、本記事の数字は同社の推計によるものである。
『ドッカンバトル』(開発:アカツキ)は、週刊少年ジャンプ(集英社)の人気漫画「ドラゴンボール」を題材としたスマートフォン向けパズルRPG。日本では2015年1月(iOSは2月)にリリースされ、現在6年半が経過する長期運用タイトルでもある。
言語は英語、繁体字、韓国語、フランス語などに対応しグローバルに展開。2021年8月には全世界3.5億DLも突破し、さまざまな施策を行っている。
『ドッカンバトル』 は、サービス開始3年後の2018年4月に累計10億ドルを突破すると加速度的に売上を伸ばし、2019年11月に20億ドルのマイルストーンを達成。2019年は第1四半期(1~3月)が特に目覚ましく、それまでの売上を大きく上回る成長を遂げていた。本作の開発・運営を担当するアカツキは、同社の決算資料(FY2018_4Q_決算発表資料)で、国内での4周年イベントの成功や、台湾⼦会社の体制を強化したことによる海外での成⻑を要因としている。
本作における売上は、毎年2月と7月に急増する傾向にある。
なお、過去最高の月は2019年2月で、2番目に高かった月は2020年7月。直近では、2021年7月が過去3番目に高い月となり、8,050万ドル(約88億円)となった。また、2021年7月はDL数が2017年8月以来の最高月となり、160万DLを記録した(80.6%がGoogle Play経由)。
そして、海外成長を遂げた同タイトルは、20ヶ月でさらに10億ドルを生み出した。30億ドルの大台を超えて、Supercellの『クラッシュ・ロワイヤル』やNCSOFTの『リネージュ M』などに並ぶ大ヒットタイトルのひとつとなった。
Sensor Towerによると、本作は2021年上半期に全世界で2億6,040万ドル(約286億円)の売上を記録し、「パズルRPG」ジャンルの第3位となった。
1位はミクシィの『モンスターストライク』(※国内ではアクションやRPGに分類)、2位はガンホーの『パズル&ドラゴンズ』、4位にはSmall Giant Gamesの『エンパイアズ&パズルズ』、5位に37Gamesの『パズル&サバイバル』がランクインしている。
本作は現在までに国内で18億ドルを売り上げ、全体収益の60%を占めている。そこに米国が第2位、フランスが第3位と続く。
なお、全世界でのプレイヤー人口の内訳は、1位が日本で約17%となる。2位は米国、3位はブラジルと続く。プラットフォーム毎のプレイヤー内訳はGoogle Playが全体の約76%を占め、圧倒的なシェアを記録。対して、セールスで占める割合はApp Storeがやや多く、全収益の51.6%を占める。この数字からは、日本市場における平均課金額の高さがうかがえる。