
カプコンは2月8日、PS4/Xbox One/PC用ソフト『バイオハザード RE:3』の販売本数が全世界で500万本突破したことを発表した。2020年4月3日に発売されてから2年弱での記録となる。
『バイオハザード RE:3』は、1999年に発売した『バイオハザード3 ラストエスケープ』のストーリーや設定にアレンジを加え、自社開発エンジン「RE ENGINE」など先端技術を活用して再構成したリメイクタイトル。
なお、カプコンのミリオンセールスタイトルの一覧によれば、『バイオハザード3 ラストエスケープ』の累計販売本数は350万本(歴代21番目)とされているため、オリジナル版の売上を超えるセールスを達成したことになる。
同作は昨年の「東京ゲームショウ2021 オンライン」で発表された「日本ゲーム大賞2021」において、年間作品部門「優秀賞」を受賞。また、継続的なセールキャンペーンやPC版の販売強化といったデジタル販売戦略の推進により、着実にユーザー層を拡大していた。
直近でも、1月28日から上映開始した映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』公開を記念して、「バイオハザード」シリーズのデジタルセールを2月9日まで各ストアで開催。
カプコンはこれまでに、デジタル販売を主軸とした事業戦略のもと、販売地域の拡大と長期販売を実現(2021年3月期連結業績)。ソフト発売の初動以降もグローバルで継続的に売り続けるスタイルを確立している。
『バイオハザード RE:3』に関しても、2021年末の時点では490万本と公表されていたことから、およそ1ヶ月のうちに追加で10万本を売り上げた形になる。
「バイオハザード」IPを見渡すと、2021年10月8日に『バイオハザード7 レジデント イービル』が1000万本、2021年10月29日には『バイオハザード ヴィレッジ』が500万本を突破。
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また、同じくリメイクタイトルである『バイオハザード RE:2』も2019年12月4日時点で500万本を達成しており(2019年12月11日のニュースリリース内)、2021年末には930万本まで売上を伸ばしている。