人工知能を駆使した統合データを扱うdata.ai(旧社名:App Annie)は、同社のブログにおいて「2022年2月、日本モバイルゲーム市場におけるダウンロードランキングおよびセールスランキング」を発表した。
2022年2月、日本市場のモバイルゲーム市場におけるダウンロードランキングには新作RPG3本とアクションゲーム2本が含まれ、data.aiの分析によれば、日本市場のゲームパブリッシャーがよりハードコアゲーマーを取り込もうとする傾向があることを示しているという。
中でも、『ヘブンバーンズレッド』は2月10日にリリースされてすぐにダウンロードランキングで首位を獲得し、後述するセールスランキングにも、リリースされてからの日数が少ないにも関わらず10位にランクイン。3月に入ってからはセールスランキングで1位を獲得するなど、好調なスタートとなっている。
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セールスランキングにおいて1位と3位にランクインした『ウマ娘 プリティーダービー』と『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は、アニバーサリー記念の施策を展開。大々的なマーケティングも行われ、特に『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は先月よりも12ランク上昇。両アプリとも、新キャラの実装やTwitter上でのフォロー&RTキャンペーンを実施していた。
2位の『モンスターストライク』はこの期間、TVアニメ「ワールドトリガー」とのコラボイベントを開催。『モンスト』公式Youtubeチャンネルに投稿されたコラボCMは現在までに110万を超える再生回数を記録しており、大きな注目が集まっていたことがわかる。
また、1月27日にスマホ版がリリースされたカードゲーム『遊戯王マスターデュエル』も順調に推移。ゲーム内初となるイベントの開催や、新ストラクチャーデッキの販売開始などを行っていた。