
人工知能を駆使した統合データを扱うdata.ai(旧社名:App Annie)は、同社のブログにおいて「2022年2月の米モバイルゲーム市場におけるダウンロードランキングおよびセールスランキング」を発表した。
data.aiによると、2月の米モバイルゲーム市場におけるダウンロードランキングのTOP10のうち、8つがハイパーカジュアルゲームとなり、『Airport Security』『Office Fever』などのゲームが大きく順位を上げ、『Snake Troll: Thief Master』が初登場。ハイパーカジュアルゲーム以外では、『Roblox』(2006年初リリース)と、『Subway Surfers』(2012年リリース)の不動の人気ぶりもうかがえる。

画像はdata.ai「【最新榜单】2022 年 2 月热门市场手游下载/收入榜 Top 10 – 美国市场」より
特に順位を上げたRollic Gamesの『Office Fever』は、とあるオフィスで社員となって忙しく働き、お金を稼いで施設を解放していくのが目的のシンプルなシミュレーション作品。


セールスランキングでは、『Roblox』と『Candy Crush Saga』の上位2作品は変わらず。『Free Fire』が2ランク上昇し、『ポケモンGO』は、期間内に行われた「Pokémon GO Tour:ジョウト地方」などイベントの影響もあり、3ランクアップした。

ちなみに日本のTOP10では、Free to Playの新作ミッドコアタイトルが上位を占めていた。また、入れ替わりも激しい。それと比較すると、アメリカはダウンロード/セールス共に比較的カジュアルゲームが人気、なおかつロングセラータイトルが多いことが分かる。
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