2022年2月の海外進出に成功した中国モバイルゲーム、上位4タイトルが順位を維持 『パズル&サバイバル』好調で5位に浮上

▲画像はSensor Tower「2022年2月成功出海的中国手游 – 消除、模拟经营、纸牌、合成等中度手游成为出海新趋势」より

 アメリカの調査会社Sensor Towerは同社のブログにおいて、2022年2月の海外進出に成功した中国のモバイルゲームTOP30を公開した。なお、本記事の数字は同社の推計によるものである。また、ここでの海外とは、中国を除く世界市場のことを指す。

▲2022年2月、海外市場における中国モバイルゲームのセールスランキング

 2月16日にVer.2.5アップデートが配信されたmiHoYoの『原神』をはじめ、上位4タイトルは先月からランクの変動なしとなった。

 一方、37Gamesのゾンビ×3マッチパズル×ストラテジー『パズル&サバイバル』は順調に収益を伸ばしTOP5入り。日本では2月、ストラテジージャンルのタイトルとしてトップの位置を維持。

▲2月の日本モバイルゲーム市場全体において12位を獲得。画像は「LIVEOPSIS」より

 旧正月をテーマにしたプロモーションにより、スマホMMO『云上城之歌』は2月に韓国モバイルゲーム市場のセールスランキングでTOP5に入り、中国発タイトルで最も売上が高い作品となった。2月16日には『空の勇者たち』として日本でもサービスを開始し、海外売上高が19%増加。7ランクアップの16位に上昇した。

▲正式サービス開始のタイミングでは、声優のサイン色紙が抽選で当たるフォロー&RTキャンペーンを実施。

 台湾版の新年限定スキンなど様々なイベントの開催により、テンセントの『王者栄耀』は2月4日に5年間のサービスにおける史上最高の売上を記録し、ランキングでは29位に浮上した。

 なおSensor Towerのデータによると、2021年の海外でのMOBAタイトルは前年比14.3%増の約11億ドルとなると予想されているという。同社は『王者栄耀』が1日の最高売上更新を記録したことを受けて、MOBAタイトルが海外市場においてまだまだ多くの可能性を秘めていると分析した。

 売上高伸び率を確認すると、コーエーテクモゲームスの「信長の野望」IPを活用したBBGameのSLG『新信长之野望』がトップに。同作は中国、香港、マカオ、台湾で2月にリリース。アジア市場におけるコエテク作品の強い訴求力により、今期は中国・香港で最もホットな新作タイトルとなった。

▲2022年2月、海外市場における中国モバイルゲームの売上高伸び率ランキング

 北欧ローマ神話などをモチーフにしたMMO『2X』は2月11日にリリースされ、カジュアルなゲーム体験で競合タイトルに差を付け韓国Google PlayにおけるセールスランキングでTOP10入り。海外売上高伸び率では2位にランクインした。

 そのほか、RPG『Awaken: Chaos Era』は1月に引き続き好調となり5位に躍進。模様替え×ソリティアの『Solitaire Home Design』(ソリティア ホームデザイン)は米国市場に参入したことで売上が前年同期比42.7%増となり、8位にランクインする急成長を遂げている。

▲『Solitaire Home Design』PV

 海外における中国モバイルゲームのダウンロード数では、テンセントの『PUBG Mobile』が1160万DLを超え、トップの座を維持。

 『王者栄耀』は、ブラジル、メキシコ、アルゼンチンなど中南米市場にも積極的に進出し、7つ順位を上げて10位となった。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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