バンダイナムコエンターテインメントとフロム・ソフトウェアは、両社が共同開発する新作アクションRPG『ELDEN RING(エルデンリング)』が、世界累計出荷本数1,200万本突破、国内累計出荷本数100万本達成したことを発表した。
『ELDEN RING』は、ダークファンタジーの世界を舞台としたオープンワールドアクションRPG。今回の1,200万本達成は、これまでに「DARK SOULS」シリーズなど高難度アクションゲームを手掛けてきたフロムソフトウェアの開発力もさることながら、バンダイナムコエンターテインメントの海外ネットワークを駆使したマーケティング力の影響も大きいだろう。
本作の国内販売はフロム・ソフトウェアが、海外販売はバンダイナムコエンターテインメントが担当。販売エリアは北中南米、欧州、中東アフリカ、オセアニア、アジアと広く、Steam版は英語、フランス語、イタリア語など14言語に対応していた。
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バンダイナムコエンターテインメント代表取締役社長 宮河恭夫氏は、本作が世界累計出荷本数1,200万本を突破したことについて、ファンへの感謝を述べるとともに、「今後、ゲームだけではなく生活の中でも触れていただけるようさまざまな領域で展開していきたいと考えております」とコメント。ダウンロードコンテンツ以外にも、様々なIP展開を行っていく方針を示した。
2022年1月には『ELDEN RING』発売前ムック『The Overture of ELDEN RING』がKADOKAWAより販売されていたが、今後はノベライズを含め、様々な書籍が販売されていくことは想像に難くない。
「アンチャーテッド」シリーズや「ウィッチャー」シリーズ、「The Last of Us」シリーズのように、これまでに人気ゲームシリーズは映画化、もしくはテレビドラマ化されるケースも多い。今後『ELDEN RING』がどのような展開を見せてくれるのか、続報に期待したい。