角川ゲームスは、ミステリーアドベンチャー『√Letter ルートレター』シリーズの全世界販売累計が50万本を突破したと発表した。
本作は、2016年6月に「角川ゲームミステリー第1弾」としてリリースされたミステリーアドベンチャーゲーム。15年前に返信が途絶えたペンフレンドを探すため、主人公は島根県の街の探索を行いながら、様々な謎を解き明かしていくことになる。
2016年6月の国内発売と同時期にアジア、同年10月に欧州、11月に北米にてリリースが開始。2018年には、実写キャストによる「ドラマモード」や、シナリオの後日談などの追加要素を搭載した待望のバージョンアップ版『√Letter ルートレター Last Answer』がリリース。2020年7月には角川ゲームミステリー第2弾となる『Root Film』がリリースされた。
2018年2月には『√Letter ルートレター』の全世界累計販売本数40万本突破のアナウンスが行われていたことから、4年間で10万本の売上を伸ばしたことになる。島根県の風光明媚な名所を巡る展開が、海外シェアを広げた要因に繋がったのかもしれない。
『√Letter ルートレター』を語るうえで欠かせないキャラクターと言えば、本作の主人公・マックス(中村貴之)をおいてほかにないだろう。作中でマックスは一般的な主人公像とかけ離れたような粗暴な言動をするシーンが多く、ゲームをプレイしたユーザーから良くも悪くも話題を呼んでいた。
そんなマックスは、海外からどのような評価を受けているのだろうか。角川ゲームス代表取締役社長の安田善巳氏のツイートによると、海外ユーザーから「マックスが活躍する続編で遊びたい」といったメッセージが多く寄せられているという。海外ユーザーからは、マックスの豪快で大胆なキャラクター設定が好意的に受け入れられているようだ。
ちなみに『√Letter ルートレター』は、2018年の「角川ゲームス ファン大感謝祭 2018」にてハリウッド映画化が発表されていた。マックスはハリウッドでどのような活躍を見せてくれるのか。こちらの続報にも期待したいところだ。