
カプコンは、同社が販売するスタイリッシュアクション『デビル メイ クライ 5』について、全世界累計販売本数が600万本を突破したことを発表した。これにより、シリーズ最高の売上をさらに更新している。
今年4月に500万本突破を報告してから、約6ヶ月で100万本を売り上げた形(関連記事)。この期間、ゲームとして大きな展開はなかったが、定期的なセールキャンペーンや各種コラボ施策によって徐々に販売本数を積み上げていったものと見られる。
『デビル メイ クライ 5』はPS4/Xbox One/ PC(Steam)向けで2019年3月にリリースされると、発売後2週間足らずで全世界200万本の販売を達成。2020年11月には、新キャラクターやレイトレーシング、高フレームレート、ゲームスピードが1.2倍になる「TURBOモード」などを追加し、次世代機での販売にも対応した『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション』が発売。
なお、カプコンがIR向けに公開しているミリオンセラータイトルの一覧によると、シリーズのうち、累計販売本数が次点で高い『デビル メイ クライ 4』は300万本を売り上げている。そのため、『デビル メイ クライ 5』は前作の約2倍のセールスを達成したことになり、IPとしての価値を拡大させることに成功していることがうかがえる。