バンダイナムコグループは、同社の2023年3月期第2四半期 決算説明会の質疑応答について、IRサイトに公開した。そこで、大ヒットRPG『ELDEN RING』が9月末までにワールドワイドで累計1750万本を販売したことを明らかにした。
2022年2月25日に発売された『ELDEN RING』は、ダークファンタジーの世界を舞台としたオープンワールドアクションRPG。3月中旬には、世界累計出荷本数1,200万本を突破していた。
ヒットの背景は、これまでに「DARK SOULS」シリーズなど高難度アクションゲームを手掛けてきたフロムソフトウェアの開発力もさることながら、バンダイナムコエンターテインメントの海外ネットワークを駆使したマーケティング力の影響も大きいだろう。
本作の国内販売はフロム・ソフトウェアが、海外販売はバンダイナムコエンターテインメントが担当。販売エリアは北中南米、欧州、中東アフリカ、オセアニア、アジアと広く、Steam版は英語、フランス語、イタリア語など14言語に対応していた。
そのほか、バンダイナムコグループの家庭用ゲームにおける2022年度上半期の販売本数は、新作タイトル540万本、リピートタイトル1921万本(ELDEN RINGはここに該当)を記録。なかでも新作タイトルは『デジモンサヴァイブ』や『太鼓の達人』などの複数のタイトルがスマッシュヒットを記録した。