『勝利の女神:NIKKE』がリリース後1ヵ月で売上1億ドルを達成 収益の半分以上を日本市場が占める

 

 SHIFT UPの『勝利の女神:NIKKE』(NIKKE)が、リリース後1ヶ月で売上1億260万ドル(約140億4,000万円)を記録したとの推計が明らかになった。モバイルゲームのニュースを扱う海外メディアmobilegamer.bizが報じている。

 『NIKKE』は、韓国のSHIFT UPが開発し、テンセントのグローバルブランドLevel Infiniteが配信する放置系シューティングRPG。「背中で魅せるガンガールRPG」と謳われ、バトルパートでは2Dアニメーションツール「Spine」で表現されたキャラクターの後ろ姿が目を惹くデザイン。TPSと放置系RPGの要素を組み合わせたゲーム性となっている。

 

 11月4日の正式リリース後まもなく、世界各国のセールス・無料DLチャートで上位にランクイン。特に日本、韓国、台湾では首位を獲得し、アジア圏を席巻した。

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 そしてAppmagicの推計によれば、初の新キャラクター追加、および初のイベント開催が始まった直後である11月12日に収益のピークを迎え、1日に586万ドル(約8億200万円)のフローを記録。その後も勢いを維持し、リリース後1ヶ月で売上1億ドルを達成した。

 
▲ピーク周辺では、初イベントおよび初のキャラクター追加が実施。ピックアップガチャが開催されていた。

 『NIKKE』の初月収益は、初月に4,900万ドルの収益を記録した『ディアブロ イモータル』(中国でのリリース前)、1,160万ドルの『Apex Legends Mobile』、1,000万ドルの『Marvel Snap』(関連記事)といった欧米の注目作よりも高い水準。なお、『ディアブロ イモータル』は中国でのリリースが後押しし、8週で1億ドルに到達している。

 また、日本における放置系RPGのヒット作『メメントモリ』の初月収益4,000万ドル超をも上回る数字となった。

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 地域別で見ると、日本市場では5,440万ドル(74億5,000万円)を費やし、収益の半分以上を牽引しているという。2位は韓国で2,580万ドル、3位は米国で1,500万ドル、その後にカナダが130万ドル、タイが100万ドルと続く。

 特筆すべきは、その顧客単価の高さ。『NIKKE』は30日間で530万回ダウンロードされ、日本はそのうち98.5万DL、韓国が75.5万DL、タイが65.6万DL、米国が64.6万DL、インドネシアが46.1万DLとなっている。

 つまり、日本では、ダウンロード1回あたりの収益(RpD)が55.29ドル(約7,571円)にのぼる。韓国は34.2ドル、アメリカは23.2ドル、そしてオーストラリアが22.2ドル、シンガポールが21.6ドルと試算される。

 なおプラットフォーム別では、iOS(App Store)が4,800万ドルに対してAndroid(Google Play)は5,460万ドルと、Google Playでの収益が大きくなっている。

【PickUPs!のインタビュー記事はこちら】
工数を度外視してでも“差別化”を…『勝利の女神:NIKKE』の飽くなき挑戦

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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