TYPE-MOONは、2022年12月8日に発売したPlayStation4・Nintendo Switch向けソフト『魔法使いの夜』について、 全世界累計出荷本数(パッケージ版の出荷本数とダウンロード版の販売本数の合計)が、12月12日をもって11万本突破したことを発表した。
旧作のリメイク及び、コンシューマハードのノベルゲームでありながら、発売早々に販売本数10万本以上を記録することは異例といえる。
2022年12月8日発売
— 「魔法使いの夜」(Nintendo Switch/PlayStation4)【公式】 (@mahoyo_game) December 12, 2022
PlayStation®4・Nintendo Switch™向け「魔法使いの夜」
全世界累計出荷本数(パッケージ版の出荷本数とダウンロード版の販売本数の合計)が、本日12月12日(月)をもって11万本を突破いたしました。
たくさんの皆様に本作をお楽しみ頂き、誠にありがとうございます。#TYPEMOON
本作は、2012年に発売したビジュアルノベル『魔法使いの夜』のリメイク作品だ。華やかさと活力に満ちた1980年代を舞台として、世間知らずの少年と”魔女”と称される2人の少女とが織りなすジュブナイルストーリーである。
PC版からのアップデート内容として、ファン待望のフルボイス化に加えて、画像や映像素材のフルHD化を行うことで、他に類を見ない豊かな映像を実現している。各種画像素材を巧みに使用した演出が、緊張感のあるバトルシーンはもちろん、日常のシーンにも生かされており、時にアニメーションを思わせる動きは、ユーザーのテキストへの没入感をさらに深めている。
今回の販売本数は年々高まるTYPE-MOON作品の知名度も寄与しているだろう。同ブランドは、長編伝奇ビジュアルノベル『月姫』をはじめ、モバイルRPG『Fate/Grand Order(FGO)』など、多数のヒット作を持つ。なかでも後者の『FGO』は国内はもとより、海外版がアジア圏を中心に大ヒット。
リメイク版『魔法使いの夜』では、英語に加えて中国語(簡体字・繁体字)の言語にも対応しており、販売内訳は明かされていないものの、海外における販売本数も一定数あったことがうかがえる。
『魔法使いの夜』はPlayStation4・Nintendo Switch向けに好評発売中だ。