米国の調査会社Sensor Towerは同社のブログにおいて、2022年11月の世界モバイルゲーム市場におけるセールスランキングを公開した。1位は『王者栄耀』(Honor of Kings)となり、2位に『原神』、3位に『PUBG Mobile』が続いた。なお、本記事の数字は同社の推計によるものである。
首位となったテンセントの『王者栄耀』は期間中、2億ドル(約275億円)以上を売り上げた。売上高の95.5%が中国App Storeからのものであり、国外市場の売上高は4.5%にとどまっている。
miHoYo(HoYoverse)の『原神』は1億7,000万ドル(約234億円)の売上を記録し、そのうち49%が中国、17.9%が日本市場からの売上となった。11月2日、Ver.3.2アップデートを実施。新キャラクターとして「ナヒーダ」「レイラ」などが追加された。
テンセントの『PUBG Mobile』(中国ローカライズ版の『Game for Peace』を含む)は、約1億3,000万ドル(約179億円)の収益をあげ、中国からの売上が65%、米国市場からの売上が8.2%を占めた。
このほか、4位にテンセントのグローバルブランドLevel Infiniteがパブリッシングする『勝利の女神:NIKKE』が初登場している。11月4日にグローバルでリリースされるやいなや、1ヶ月で1億ドル以上の収益を記録している(関連記事)。そのうち、日本が42.3%、韓国が27.8%、米国が15.5%の売上を占めた。
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2022年11月、世界のモバイルゲーマーがApp StoreとGoogle Playを通じて消費した額は61億ドル(約8,405億円)超で、前年同期比11.3%減となった。このうち、米国が17.8億ドルで全体の29.1%を占めた。次いで中国が17.7%、日本が17.2%となっている。ただし、中国はGoogle Playが提供されておらず、サードパーティ製ストアからのデータが含まれていないため、App Storeのみの数値である。