工場建設シム『Factorio』累計販売本数350万本突破 セールキャンペーンを実施せずに毎年50万本を販売

 

 Wube Softwareは昨12月30日、同社の『Factorio』が累計販売本数350万本を突破したことを発表した。クリスマスシーズンにこのマイルストーンを達成したと報告している。

 『Factorio』は、無限に広がる広大な世界で資源を集め、技術を研究し、施設を建て、さまざまな生産を自動化する工場建設シム。未知の惑星を舞台に、再び宇宙に出ることを目的に工場を建設する中で、原生生物との攻防が繰り広げられる。

 
 

 2016年にSteamでアーリーアクセスが開始され、2020年8月に正式リリース。そして毎年50万程度の安定した売上(2022年2月に累計販売本数310万本が報告)を続け、約7年の間に350万本を売り上げた。

 特筆すべきは、Wube Softwareは同作の販売においてセールを行わない方針を表明しており、これまでに一度もセールキャンペーンを行っていない点。

 参考までに、Steamのユーザーレビューは約12万5000件のうち、97%が高評価を行う「圧倒的に好評」となっている。セールを行わずとも、ゲームのクオリティの高さによって年間50万本を実現しているようだ。

 また、2022年10月28日にリリースされたNintendo Switch版は、12月30日時点で4万本以上を販売し、Wube Softwareの想定していた通りの売れ行きになっているという。Switch版は特に日本で人気があるようで、売上の40%近くを占めた。なお発売後の現在は、バグやクラッシュの修正に専念しているとのこと。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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