英国で『The Last of Us Part I』の売上が前週比238%増に 実写ドラマシリーズが販売促進に寄与か

 1月15日~21日の週、英国においてNaughty Dogの『The Last of Us Part I』の売上が前週比で238%増加したことが明らかになった。市場調査会社GfKのデータに基づいて、現地メディアgameIndustry.bizが報じている。

 『The Last of Us Part I』は、2013年にPS3用ソフトとして発売されたオリジナル版を基に、2022年9月に発売されたPS5用フルリメイク作。菌類起因の感染症によって文明崩壊したアメリカを舞台に描かれるサバイバル・アクションゲームで、実写さながらの映像クオリティで終末世界となったアメリカの情景や、登場人物の表情を繊細に表現した作品。

 そして、今年1月16日からはアメリカのテレビ局HBOが手掛ける実写ドラマ版が放映開始(英国ではSky Atlanticから視聴可能)されており、これが売上増加につながったものと見られる。HBOの発表によれば放映初日で470万人の視聴者を集め、2日目には1,000万人以上の視聴者を獲得している。

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 その結果、『The Last of Us Part I』の売上が前週比で238%増。あわせて、PS4版『The Last of Us: Remastered』も322%の売上増で32位に再浮上している。

 なお実写ドラマ版について、日本においては1月16日から配信開始している字幕版に加え、ゲーム版の日本語音声を務めたキャスト陣による吹替版が2月13日から動画配信サービス「U-NEXT」で独占配信される予定(関連記事)。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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