21年10月、世界のモバイルゲームDL数TOPは『Garena Free Fire』。市場には「イカゲーム」を模した作品が溢れる

▲画像は Sensor Tower 「Top Mobile Games Worldwide for October 2021 by Downloads」より

 アメリカの調査会社Sensor Towerは、同社のブログにおいて「2021年10月の世界のモバイルゲームのダウンロード数トップ」を公開した。なお、本記事の数字は同社の推計によるものである。

 Garenaのバトロワ『Garena Free Fire』は約3,400万DLとなり、昨年同月比で72%増加し1位に浮上。全体におけるDL数の割合は、インドで約30%、ブラジルで12%以上となった。新興国のゲーム市場を中心に広がり続けているタイトルのため、まだ直接的な課金には繋がっていない地域も多いものの、すでに相当数のユーザーを抱えている。

 同作は10月中、映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」とのコラボレーションなどを行っていた。

 続くIdil Morgulの『Candy Challenge 3D』は、1,900万に迫るDL数を記録。最もDLが多かった国はアメリカの12.2%、次いでブラジルの9.3%となった。

 同作は複数のミニゲームがさっくりと遊べるハイパーカジュアルゲーム。Netflixで配信され人気沸騰のドラマ「イカゲーム」を模したとみられる「だるまさんがころんだ」「型抜き」「綱引き」などのミニゲームが取り入れられている。

    

 ほか、Roblox Corporationの『Roblox』、Azurの『Cookie Carver』(クッキー彫刻家: 人生の試練)、Sybo Gamesの『Subway Surfers』がTOP5にランクイン。『Cookie Carver』もこれまた「イカゲーム」にインスパイアされたのか、作中に出てくるミニゲームを収録したタイトルとなっている。

     

 「イカゲーム」に類似した例では、Abi Game Studioの『456』も同様だ。こちらに関しては、ミニゲームはもちろんのこと、「イカゲーム」の作中でも印象的な使われ方がされていた数字「456」がそのまま引用されている。

     

 Sensor Towerによると、これら「イカゲーム」風3タイトルだけで、App StoreとGoogle Playを合わせて全世界で5,320万DLを記録しているという。あからさまに似ているため、ゲーム内容自体にはあまり感心できないが、ドラマ「イカゲーム」の人気ぶり、流行ぶりを指し示す結果になっている。

 2021年10月の世界モバイルゲーム市場は、App StoreおよびGoogle Playで45億DLを記録し、昨年同月比で1.3%の増加。世界のゲームDL数の第1位はインドで、7億6,260万を達成し、世界全体のダウンロード数の16.8%を占めた。第2位はアメリカで、8.6%、第3位はブラジルで、8.3%となった。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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