アメリカの調査会社Sensor Towerは同社のブログにおいて、2021年12月の世界モバイルゲーム市場におけるダウンロード(DL)ランキングを公開した。なお、ユニークインストール数のみを集計し、Androidのサードパーティ製アプリストアの数字は含まれていない。
Sensor Towerによると2021年12月、世界で最もダウンロードされたモバイルゲームは、Garenaの『Garena Free Fire』となり、2,400万DLに迫る数字で前年同月比28.2%増となった。DLの割合が最も多かった国は、インドが全体の約26%、ブラジルが12%となっている。
続くPsyonixの『Rocket League Sideswipe』は初登場2位となり、2,160万DLを記録。DL数が最も大きな割合を占めた国はアメリカで27%、次いでメキシコの5.9%となった。
同作はジャンプやブーストができる車を操作して行うサッカー風ゲーム。コンシューマ/PC向けに提供されている『Rocket League』では3vs3の試合がプレイできる3Dアクションとなっていたが、モバイル版では2Dアクションを採用。対戦人数も2vs2となっており、比較的カジュアルな仕組みになっている。
ほか、Sybo Gamesの『Subway Surfers』、Zego Global Publishingの『Poppy Rope Game』などがランクイン。初登場となる『Poppy Rope Game』は、怪物のようなキャラクターを操作するカジュアルなTPSで、バトロワ風のマップを飛び回ることができる。
2021年12月の世界モバイルゲーム市場は、App StoreとGoogle Playで49億DLを記録し、前年比1.8%増。世界のDL数1位はインドで7億1740万を記録し、世界全体14.8%を占めた。2位はアメリカで約9%、3位はブラジルで8.2%となっている。
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