フリューは、16歳から26歳のZ世代の女性約500名を対象とした、2021年度のトレンド調査の結果について発表した。「流行ったこと」「1番すきなプリ機」「撮影持ち込みアイテム」「マイベストフォト」「誕生日の祝い方」「推しへの感情」の6項目について、それぞれの結果をランキング形式でまとめている。
「流行ったこと」のランキング1位となったのは、フィルムカメラ。レコードや純喫茶、メロンソーダなどを代表とする昭和レトロブームがランキング結果に色濃く反映された形だ。デジタルカメラのように撮り直しが出来ないため、上手く撮影できない面白さや、出来上がりを待つ間のドキドキ感など、アナログならではの「過程の楽しさ」が人気のポイントになっているそうだ。
フリューが展開するプリントシール機(プリ機)の中で、「1番すきなプリ機」として選ばれたのが『97%(キューナナパーセント)』。100%から3%を引いたような、盛りすぎない仕上がりがZ世代の女性の心を掴んでいるとのこと。各機種に共通して「シールデザインが可愛いこと」も重要な要素となっているようだ。
その他のランキング結果を見てみると、「撮影持ち込みアイテム」の1位はカチューシャ、「マイベストフォト」の1位は青春をテーマにした写真という結果に。「誕生日の祝い方」ランキングでは、自分が応援したい対象である「推し」の誕生日を本人がいない場でもお祝いするパーティ「本人不在の誕生日会」がランクインしていた。
各ランキングに登場した「推し」に関しては、「生きがい」という感情が最も多く上がっていたとのこと。フリューは、「Z世代の生活において「推し」は時間やお金の消費優先度が高い項目である」と分析している。
フリューの「ガールズ総合研究所」公式サイトでは、上述した6項目のほか、「流行ったことば」「流行ったキャラクター」などその他項目や、ランキング結果に対するZ世代のコメントなどが掲載されている。詳細について気になる方は、公式サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。