オランダの市場調査会社Newzooは、4月19日にeスポーツビジネスの情報をまとめた「2022 Global Esports & Live Streaming Market Report」を発表した。
レポートによると、2022年内の世界のeスポーツの予想収益は前年比22%増となる13億8,000万ドル(約1,780億円)。収益の約3分の1を中国が占めるとしている。世界のesports視聴者は前年比8.7%増の5億3200万人に達する見込み。
月に1回以上esportsコンテンツを視聴するユーザーは、2億6,100万人強を占めると予想している。
デジタルアセットとストリーミングのCAGR(年平均成長率)はそれぞれ+27.2%、+24.8%と高く、eスポーツにおける最も急成長している収益源となっているという。
今後デジタルアセットとNFTに関する認識が高まっていくことで、eスポーツIPのゲーム内アイテムを取得するための投資と、ファンの関心が高まる可能性があるとNewzooは説明している。
国内では、4月19日、FPSゲーム『VALORANT』の世界大会「Valorant Campions Tour Stage1 Masters 2022」にて、日本代表の「ZETA DIVISION」が準決勝進出(世界大会ベスト4進出)を果たしたことで大きな話題を呼んでいた。
4月20日には、東京タワーにeスポーツ施設「RED°TOKYO TOWER」がオープンするなど、eスポーツに関連したニュースが続いている。
Newzooの「2022 Global Esports & Live Streaming Market Report」は、公式HPにて無料版の配布が行われている。興味のある方は、下記サイトを確認してほしい。