アメリカの調査会社Sensor Towerは同社のブログで、2022年6月の世界モバイルゲーム市場におけるダウンロードランキングを公開した。なお、集計はユニークインストール数のみをカウントし、Androidのサードパーティ製アプリストアの数字は含まれていない。
2022年6月に最もダウンロードされたのは、4月・5月に続き3ヵ月連続でSybo Gamesの『Subway Surfers』。
前年同月比で63.5%増加した2,600万ダウンロードを記録しており、最もダウンロードされたのは全体の14.7%を占めるインド。次点でアメリカが全体の10.2%を占めている。
『Subway Surfers』に続く2位を獲得したのはGarenaの『Garena Free Fire』、こちらは4ヵ月連続で2位を維持。ダウンロード数は2,470万ダウンロードで、前年同月比26.9%の増加となる。
続く3位には先月ランキングに初登場したKitka Gamesの『Stumble Guys』が3位に浮上。
『Fall Guys: Ultimate Knockout』の模倣作として注目を集めた同作(関連記事)だが、ダウンロード数は前月比で44.7%増加。前年同月比で7.4倍となる2,250万ダウンロードを記録しており、これは同作では最多となる。
新規のインストールが最も多かったのは全体の24%を占める540万ダウンロードを記録したインドネシア。続く2位には8.5%を占めるブラジル、3位は7.2%を占めるアメリカだったという。
Supersonic Studiosの『Bridge Race』も先月の7位から大きくランキングを上げたほか、5位にはCrazy Labsの『Dessert DIY』が初ランクインしている。
また、6月にリリースされたばかりの『Diablo Immortal』もランキング初登場。
Blizzard EntertainmentとNetEaseが展開する同作は、App Storeでは首位を獲得し、全体の10位にランクインした。Sensor Towerによれば2022年6月のモバイルゲーム市場はApp StoreとGoogle Play合わせて、46億件のダウンロードを記録しており、前年比では2.2%の増加となる。
なお、モバイルゲームを最も多くダウンロードしている国はインドで、全体の18.4%となる8億4,500万ダウンロード。続く2位には全体の9%を占めるアメリカ、3位にはブラジルが8%となっている。