マーケティングソフトウェアのリーディングカンパニーであるAppLovinは、Twitterの広告配信プラットフォームMoPubの買収を10億5000万ドルで完了したことを発表した。AppLovinの収益化ソリューション「MAX」にMoPubの主要機能を組み込み、アプリパブリッシャーの成長を加速、広告主のリーチの拡大と合理的な価格設定を提供することを目的としている。
AppLovinの共同創業者兼CEOであるアダム・フォローギ氏は、「この統合プラットフォームは、今日のマーケットにおいて比類のない力を発揮すると確信しています。この戦略的買収によって、より広範囲のモバイルアプリのエコシステムの成長を促進する、最大かつ最も強固なアプリ内広告プラットフォームの運営を目指していきます」とコメント。
同社のクライアント、Scopelyの広告担当ヴァイス・プレジデントであるセン・サン氏は、「AppLovinの機能を活用し、世界中のプレイヤーにさらにシームレスな無料プレイゲーム体験を届けることができる」と続けている。
AppLovinは、2023年までに統合されたプラットフォーム上で年間150億ドル以上の広告費支出が処理されると期待。MAXの機能や、1月6日にリリースされたSDKに含まれる新機能、プロダクトアップデート、統合の日程については、AppLovin Japanのブログ記事に公開されている。MoPubのサービスは、2022年3月31日に終了を予定しているとのことだ。