Netflix、フィンランドのモバイルゲーム開発会社Next Gamesを買収

 Netflixは3月2日、Next Gamesを買収するための組み合わせ契約を締結したことを発表した。締結に基づき、総額6,500万ユーロ(約83億4,015万円)で全株式を取得する。この取引は2022年の第2四半期に完了する予定。

 NetflixはNext Gamesをゲーム事業の中核に迎え入れることで、スタジオの開発能力を拡大しグローバルに通用するポートフォリオを構築していく狙い。

 Next Gamesは2013年に設立され、Netflixで配信されているSFホラードラマ「ストレンジャー・シングス」を題材にした『Stranger Things: Puzzle Tales』など、IPタイトルを中心に展開している。

 同社における2021年末時点の従業員数は約120名、2020年の売上高は約2,720万ユーロ(約34億9,139万円)で、売上の95%がゲーム内課金によるものだという。

 発表に際して、Netflixのゲーム部門担当副社長であるMichael Verdu氏は、「Next Gamesは、経験豊富な経営陣と、エンターテイメントのフランチャイズをベースにしたモバイルゲームにおける確固たる実績、そして確かな運営能力を有しています。Next Gamesが戦略的地域と重要な人材市場において中核スタジオとしてNetflixに参加し、当社の内部ゲームスタジオの能力を拡大できることをうれしく思います。ゲーム事業はまだ始まったばかりですが、Next Gamesとともに、世界中の会員を喜ばせる世界クラスのゲームのポートフォリオを構築できると確信しています」とコメント。

 一方、Next Gamesの最高経営責任者であるTeemu Huuhtanen氏は、「私たちは、グローバルなエンターテインメントビジネスから選ばれるパートナーとなり、世界で最も愛されるフランチャイズに基づいた、本物で長続きするインタラクティブエンターテインメントを作り上げるというビジョンを実行するために、揺るぎない焦点を置いてきました」とし、

 「世界最大のストリーミングサービスであるNetflixと手を組むことは、世界中の人々が楽しめるインタラクティブな体験を作り上げるという当社の戦略を、論理的かつ刺激的に継続する機会を提供します。『Stranger Things: Puzzle Tales』では、Netflixと緊密な協力関係を築きました。Netflixとの緊密なコラボレーションにより、私たちが強力なパートナーシップを構築していることはすでに証明されています。これは、スタジオをあらゆる面でレベルアップさせ、共に使命を果たしていくためのまたとない機会です」と語っている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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