ネットマーブル 2022年第1四半期の売上高は10.7%増の610億円、50億円の赤字転落に

 ネットマーブルは5月18日、2022年第1四半期(1~3月)の連結決算を発表した。

 2022年第1四半期の業績は売上高610億円(前年同期比10.7%増)、償却前営業利益44億円(同43.1%減)、営業損失12億円、当期純損失50億円で赤字転落となった。なお、海外売上は511億円で、全体売上比重の84%を占めている。

 同社は実績不振に関して、第1四半期での大型新作タイトルの不在や、既存ゲームタイトル売上の下方安定化、海外事業の季節的要因などの影響を挙げている。

 ネットマーブルは今後、グローバル版『二ノ国:Cross Worlds』を皮切りに、『GOLDEN BROS』、『Disney ミラー・ウォリアーズ』、『マージ・クンヤ・アイランド』、『チャンピオンズ:アセンション』などのリリースを予定。

 また、下半期リリースの期待作として『セブンナイツ レボリューション』、『OVERPRIME』、『Monster Arena』、『HypeSquad』、『グランドクロスW』、『みんなのマーブル:Meta World』なども年内に順次披露していく計画とのこと。

 同社は3月17日、独自のブロックチェーンエコシステム「MBX」(MARBLEX)と「MARBLEXウォレット」の正式サービスを開始(関連記事)。オリジナルIPを基盤とした新作のリリースと共に、ブロックチェーンやメタバースなどの新規事業の強化も進めていく方針だ。

▲グローバル版『二ノ国:Cross Worlds』もブロックチェーンエコシステム「MBX」を採用する。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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