株式会社ポケモンは5月30日、2022年2月期の決算を発表した。
2022年2月期の業績は売上高2,042億900万円(前期比70.15%増)、営業利益598億6,000万円(同115.29%増)、経常利益622億4,100万円(同122.53%増)、純利益413億9,200万円(同122.18%増)と大幅な増収増益に。
ポケモンは同期間中、『New ポケモンスナップ』をはじめ、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』、『Pokémon LEGENDS アルセウス』などのデジタルゲームを投入し、いずれも好調な売れ行きとなった。
なかでも『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』は発売から3日で 139.6万本を販売(関連記事)。任天堂の2022年3月期決算発表によれば、同作はこれまでに累計で1,465万本を売り上げている。
『Pokémon LEGENDS アルセウス』は2022年1月28日の発売から10週間で1,140万本以上を販売。そして『New ポケモンスナップ』は任天堂の発表によると海外で219万本(2021年11月4日の決算発表より)を売り上げていることが明らかになっている。
また、ライブサービスとして『ポケモンGO』や、『ポケモンユナイト』を他社と共同で展開しているのに加え、カードゲーム事業として「ポケモンカードゲーム」(ポケカ)も継続して拡張パッケージを発売。そのほか、韓国で「ポケモンパン」が流行する(関連記事)など、ライセンス/タイアップ事業の好調もうかがえる状況だ。