ネットマーブル2022年第2四半期、売上高659億円、営業損失35億円を記録 純損失は120億円となり2期連続の赤字に

 ネットマーブルは8月12日、同社グループの2022年第2四半期(4~6月)における連結業績を発表した。

 2022年第2四半期、売上高は659億円(前年同期比14.4%増、前四半期比4.6%増)、償却前営業利益21億円(前年同期比48.6%減、前四半期比53.0%減)、営業損失35億円、純損失120億円を記録。共に前四半期から赤字継続となった。

※第2四半期間まで(2022年1月~6月)の累積平均為替レート 1ウォン=0.0997円 をもとに換算し記載。

左:売上高 右:EBITDA(償却前営業利益)

 あわせて、2022年上半期の累積では、売上1,288億円(前年同期比12.6%増)、償却前営業利益 67億円(前年同期比45.0%減)、営業損失46億円、当期純損失172億円が集計された。

 また、海外売上は557億円を記録し全体売上のうち85%を占めた。地域別の売上比重は北米49%、韓国15%、欧州12%、東南アジア11%、日本8%、その他5%となる。

 ジャンル別では全体売上のうちカジュアルゲームが47%、MMORPGが22%、RPGが22%、その他9%の割合を占めた。セールス上位のタイトルとしては『二ノ国:Cross Worlds』が10%、『Marvel オールスターバトル』が10%、『カジノ:キャッシュフレンジー』が8%、『七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)』が7%を占めた。

 2四半期続けての業績不振について、ネットマーブルのクォン・ヨンシク代表は「期待作のリリースが遅れたことや、上半期にリリースした新作の成果が期待値に及ばなかったことで、2四半期連続で不振な実績を記録した」と説明。グローバル版『二ノ国:Cross Worlds』と『マージ・クーヤ・アイランド』のリリースが第2四半期末となったことで、売上への寄与がわずかに留まったという。

 このほか、営業費用が前年同期比23.9%、前四半期比8.1%増加し利益を圧迫したことが報告されている。売上増加に伴い支払手数料が前四半期比で6.2%増。グローバル版『二ノ国:Cross Worlds』など複数の新作に関連する開発人材の補充によって人件費も前四半期比で1.5%増加し、マーケティング費が前四半期比28%増となった。

 クォン・ヨンシク代表は、第3四半期について「第2四半期にリリースした新作の売上が反映されることや、7月28日にリリースした『セブンナイツ レボリューション』の成果による業績改善が期待できる」との見解を示している。

 今後、ネットマーブルは年内に『ゲットリッチ:Meta World』、『モンスターアリーナ』、『King of Fighters ARENA』などのブロックチェーン基盤の新作3タイトルをはじめ、『OVERPRIME』(アーリーアクセス)、『BTS Dream』、『シャーロットのテーブル』など計6つの新作タイトルのリリースを目標にしている。

 また現在、リリース時期やゲームの詳細は不明なものの、講談社の「週刊少年マガジン」で連載された漫画作品『七つの大罪』を題材としたマルチプラットフォーム向けオープンワールドゲーム『七つの大罪 オリジン』が制作中。加えて、同じく「週刊少年マガジン」で連載中の『シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~』のゲーム制作に携わることが明らかになっている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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