フロム・ソフトウェア、テンセント傘下Sixjoy及びSIEより約364億円の資金調達を実施

 フロム・ソフトウェアは8月31日、テンセント子会社Sixjoyおよびソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)を割当先とする第三者割当の実施が決定したことを発表した。これにより、Sixjoyの持株比率が16.25%、SIEが14.09%となる。依然としてKADOKAWAが過半数を維持し、この第三者割当による同グループからの異動はない。

 Sixjoy はテンセントを100%株主とする香港のゲームスタジオ。5vs5のMOBA『War Song』などゲームタイトルを保有するほか、2021年11月には同社を通じてKADOKAWAへの出資も行っている。

 今回、両社より同時かつ個別に第三者割当を実施することにより、約364億円の資金調達を行う。 

 これによりフロム・ソフトウェアは今後、さらに多くの強力なゲームIPの開発に自ら積極的な投資を行い、その創出・開発力の強化を図るとともに、成長著しい世界市場における自社パブリッシングの範囲拡大に向けた体制の構築を目指すとのこと。

 同社は8月31日付で公開された官報の決算広告によると2022年3月期、『ELDEN RING』の世界的大ヒットを背景に、純利益が前期比122.8%増の約30億4,423万円を記録。

 KADOKAWAの2023年3月期第1四半期決算においても、ゲーム事業が大きく貢献し過去最高の売上高・営業利益・営業利益率を達成したことが報告されていた(関連記事)。

第三者割当の概要

(1)払込期間2022年9月7日から2022年9月12日まで
(2)発行新株式数普通株式  3,179株
(3)発行価額1株につき金11,450,000円
(4)調達資金の額36,399,550,000円
(5)募集又は割当方法
(割当予定先)
第三者割当の方法によります。
(Sixjoy 1,703株、SIE 1,476 株)
(6)発行後の持株比率株式会社KADOKAWA 69.66%
Sixjoy Hong Kong Limited 16.25%
株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 14.09%

(注)第三者割当に関する払込については2022年9月7日を予定しているが、国際送金の手続き等によっては上記払込期間中の別の日となる可能性あり。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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