Metacriticが2021年のビデオゲームにおけるワーストランキングを公開。期待作ゆえに厳しい意見が集まる

▲画像出典(The 10 Worst Video Games of 2021

 各国のゲームレビューを集積するMetacriticは12月20日、「The 10 Worst Video Games of 2021」(2021年に発売されたビデオゲームのワーストランキング)を公開した。

 同サイトでは、WEBで公開されている各国のゲームメディアの点数制レビューを集積し、平均値をMetascore (メタスコア)として掲載。日本のゲームメディアのほとんどはWEB上で点数制のレビューを行ってないため、主に海外のメディアでの評価を知る指標のひとつとなっている。

 ただし、メタスコアの基となるレビューは評価基準などがバラバラのため、実際にこの点数のみでゲームの良し悪しをはかることは難しい。また、ランキングの対象となるタイトルは一定以上のレビュー数が必要なため、掲載されている時点で注目作・期待作である可能性が高い。そのため、ここでの評価の低さは期待の裏返しとも取れる点は強調しておきたい。

 ランキングは以下の通り。

The 10 Worst Video Games of 2021

10.『Necromunda: Hired Gun』(PS4)-49
9.『Demon Skin』(PC)-48
8.『Arkham Horror: Mother’s Embrace』 (PC)-48
7.『I Saw Black Clouds』 (PS4)-48
6.『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』(Switch)-47
5.『Of Bird and Cage』(PC)-44
4.『Taxi Chaos』(PS4)-42
3.『Werewolf: The Apocalypse – Earthblood』 (PS4)-42
2.『バランワンダーワールド』(Switch)-36
1.『eFootball 2022』 (PC)-25

   

 2021年3月26日に発売された『バランワンダーワールド』は、優れたビジュアル、音楽によって魅力的な世界観を形成しつつも、説明不足なゲームデザインが災いして各国のメディアから酷評を浴びたタイトル。結果として、今年2番目に不評なタイトルとなってしまった。

 プロジェクトの発表時には「ソニック」や「NiGHTS」を生み出した中裕司氏と大島直人氏がタッグを組んだことで大きな注目を集め、スクウェア・エニックスのゲームでありながらかつてのセガを思わせる雰囲気でファンの期待を膨らませていた。

    

 1995年に誕生して以来、「ウイイレ」の略称で親しまれた「ウイニングイレブン」シリーズを改称してスタートした『eFootball 2022』は、9月のローンチ直後から、バグの多さやコンテンツ不足など複数の理由によって大きく評価を落とし、メタスコアが今年1番低い点数に。

 ビジネスモデルをマルチプラットフォーム・基本無料プレイへ変更し、長期運用を前提とすることで昨今の市場環境に適応した形を取っており、新しいサッカーエンジンへの期待と注目も集まっていただけに、厳しい出だしとなった。ただ、同作は運用型のタイトルであるため、今後評価を挽回する可能性も捨てきれない。

 繰り返しにはなるが、評価を落としたタイトルに共通しているのは、いずれも事前の期待度・注目度が非常に高まっていたこと。かくいう筆者も『バランワンダーワールド』のビジュアルに惚れ込んでいるひとりであり、どの作品にもファンがいることだろう。今回のランキングはワーストを決める不名誉なものではあるが、注目度・期待度が高かった作品群という見方も提示しておきたい。

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