オープンワールドRPG『幻塔』が中国で好スタート。ポスト『原神』となるか

 Perfect Worldの子会社であるHotta Studioは12月16日、中国で新作モバイルゲーム『幻塔』をリリースした。そして、リリース初週の中国App StoreにおいてDLランキング首位、セールスランキングでTOP10入りを果たした。

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▲執筆時点(12/27)における中国App Storeのセールスランキング。画像はアプリ分析ツール「LIVEOPSIS」より

 『幻塔』は、エネルギー大災害に見舞われた惑星“エイダ”を冒険するSFオープンワールドゲーム。プレイヤーは“幻塔”の上に隠された真実を求め、パートナーたちと共に戦い、幾重もの陰謀に巻き込まれていくという。

 App Storeの紹介によると、ゲーム内では世界を自由に探索し、山に登り、水の中を泳ぎ、昼夜の天候システムで表現される生態系などを眺めることが可能。戦闘では複数の武器種による本格的なアクションが楽しめる。

   

 アニメ調のビジュアルなどは『原神』ライクな雰囲気となっているが、100種類以上のバリエーションがあるキャラクターメイクや、移動手段となるマウントの存在など『幻塔』ならではの要素も垣間見える。移動や戦闘のイメージとしては、日本でプレイできるタイトルだと『PSO2 NEW GENESIS』などが近いかもしれない。

 

 中国ユーザーのストアレビュー等を確認する限りでは、サービス開始直後ということもありかなり意見が割れている印象。公式サイトでは、「最近の虚偽の噂に関する説明と声明」と題したお知らせを掲載するなど、ネット上で飛び交う話題に関して対応に追われている一面も見せている。

 とはいえ、初週のセールスは好調なこともあり、『原神』に続く大ヒットとなるか注目のタイトルとなっている。また、日本上陸の有無に関しても気になるところ。今後の展開にも注目したい。

 

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※追記:日本版Twitterアカウントを開設

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モバイル/PC向けオープンワールドRPG『幻塔』のグローバル版リリースが計画中。日本版Twitterアカウントを開設

 

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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