ネオスは、2021年7月に発売したNintendo Switchソフト『クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み ~おわらない七日間の旅~』のアジア版を、台湾、香港、韓国にて2022年5月に発売することを発表した。
国内で累計出荷数30万本を超えるヒットを記録した本作だが、海外各地からも販売を熱望する声が上がっていたという。その中でもアジア地域の言語に対応したパッケージおよびダウンロード版を希望する要望が多かったことから、今回のアジア版の販売を決めたそうだ。
アジア圏ではアニメ、原作コミックのローカライズが展開されており、世界各国で人気を博している 『クレヨンしんちゃん』 。なかでも韓国では「짱구는 못말려」(チャングヌン モンマルリョ)として知られており、しんちゃんは「シン・チャング」という名前で、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれているのだ。
そのほか、韓国の洋服ブランド「SPAO」とのコラボ展開も実施。作中に登場していたパジャマなどのグッズ販売が行われるなど、しんちゃんの人気ぶりが見て取れる。
アジア版は販売先各国のテキストと音声に対応し、現地で放送されている『クレヨンしんちゃん』のアニメと同じ声優による音声が収録。ゲーム内の一部デザインを変更するなどの調整が加えられた完全ローカライズ版としてリリースされるようだ。
『クレヨンしんちゃん』『クレヨンしんちゃん』の人気・知名度が共に高い台湾、香港、韓国にて、本作のローカライズ版がどのような結果を残すことになるのか、注目したい。