韓国ネットマーブル、最新作『七つの大罪 オリジン』の映像を初公開。マルチプラットフォームで配信、リリース日は未定

 韓国ネットマーブルは、2022年1月27日、同社のライブ配信「Netmarble Together with Press(NTP)」において、最新作『七つの大罪 Origin(オリジン)』を初公開した。モバイル/コンソール/PCのマルチプラットフォームで配信予定。なお、リリース日は未定だ。

 下記は韓国のゲームメディア「Inven」が公開したNTPの際の映像となる。

※以下、映像のスクリーンショットを掲載。

 

 本作は、鈴木央氏原作の漫画「七つの大罪」を題材としたゲームタイトル。詳細なジャンルは不明だが、公開された映像を見ると、壁に乗ったり、飛行したり、水中に潜水して宝箱を見つけたりと、「七つの大罪」の世界を自由に探索できるMMORPG、または『原神』のようなオープンワールドのアクションRPGであることが予想される。

 原作の世界観とキャラクターを忠実にゲーム内でも再現しているが、プレイヤーは新しい主人公を操作し、オリジナルの物語も体験できるという。

 ネットマーブルが「七つの大罪」を題材にしたゲームを手掛けるのは、2019年6月にモバイル向けRPG『七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~』に続き2作目。『グランドクロス』の配信当時も美麗な3Dグラフィックと原作再現度の高さで国内ユーザーを驚かせた。

 旧作のターン制RPGからオープンワールドを彷彿とさせるゲームジャンルに変更したことで、さらに原作「七つの大罪」の世界を余すことなく表現することに成功しそうだ。

 ネットマーブルは、これまで『リネージュ2 レボリューション』や『二ノ国:Cross Worlds』など人気IPを題材とした(モバイル向け)MMORPGでグローバルに成功を収めている。MMORPGをモバイル向けに適切に落とし込み、同ジャンルの印象を刷新させる戦略的なマーケティングが功を奏し、日本でも記録的な大ヒットになった。

 『七つの大罪 Origin』の配信日は未定だが、そう遠くない未来に日本でもリリースされる可能性は高い。そして、今後も国産IPが海外企業の手により高品質なゲームタイトルとして開発され、日本に(ある意味)逆輸入してくるケースは増えていくだろう。

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Finley
Finley
ゲーム会社を経営する傍ら、アジアのゲーム業界を中心とした調査・分析・執筆を行う。各国の政治概況や業界ネットワーク、技術トレンド、ユーザー動向など、ゲーム開発者としての知見を持つ。現在は、主に韓国・中国のゲーム市場の動向を調査。

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