『World of Tanks』開発のWargamingがウクライナ赤十字社に100万ドルを寄付

 『World of Tanks』で知られるWargamingは、ウクライナでの広告を一時中止し、ウクライナ赤十字社に100万ドルを寄付したことを発表した。

 寄付金は、ウクライナの病院や医師、避難している市民、その他人道支援団体の重要な活動に使用される予定。また、同社は「今後ともさらなる人道的支援を行うことが可能」としている。

 Wargamingは、ベラルーシで創業され、現在はキプロスを本社とするゲーム企業。『World of Tanks』をはじめ、ミリタリー系のオンラインタイトルを中心に展開している。ベラルーシは親ロシアの国家であることに加え、ウクライナのキーウ(キエフ)支社に従業員を抱えているため、複雑な状況に置かれていることがうかがえる。

 一部報道によると(PC Gamer)、『World of Tanks』でクリエイターディレクターを務めるSergey Burkatovskiy氏がロシアのウクライナ侵攻を公に支持したため、チームから解雇されたことが明らかにされている。

 ウクライナがロシアからの侵攻を受ける中、国内外のゲーム企業は声明を発表し、支援や呼びかけなどを行っている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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