Respawn Entertainmentは3月8日、Android/iOS向け『エーペックスレジェンズ モバイル』の地域限定ローンチを開始したことを発表した。コンテンツすべてのオープンではなく、10の国/地域に絞ってリリースし、正式ローンチに向けたゲームシステムや機能などの開発と確認作業を実施していく予定とのこと。
地域限定ローンチの対象となるのはオーストラリア、ニュージーランド、シンガポール。マレーシア、フィリピン、インドネシア、メキシコ、ペルー、アルゼンチン、コロンビアの国/地域。この中に日本は含まれていない。
今後は正式サービス開始に向けて、マッチメイキングや進行システム、バックエンドインフラ、ゲーム内購入システム、そして各地域での運用体制をテストしていく予定。ランクマッチ体験やさまざまなゲームモード、レジェンドの進化、購入機能などについては、対象地域のユーザーからフィードバックを募集している。
ゲーム内容については「ゲーム本編をフルでリリースできる段階にはない」とのことだが、コンシューマ版と同様のルールに加えて新登場のモードもプレイできる。具体的には、チームデスマッチ、ミニバトルロイヤル、3対3のアリーナ、バトルロイヤルマッチのランクマッチがプレイ可能となっている。
なお、『エーペックスレジェンズ モバイル』は名前の通りモバイル向けに調整されているため、PCやコンシューマ版とのクロスプレイについては、実装されない。
地域限定ローンチでのプレイヤーの進行状況データは正式ローンチの際にリセットされてしまうが、期間中にプレイしたマッチ数に応じて、限定バッチ(2マッチ)、限定武器チャーム(5マッチ)と限定バナーフレーム(10マッチ)が提供され、正式版に引き継げる仕様。
『エーペックスレジェンズ』は日本で人気のあるバトロワ作品。PS4、PS5における2021年の基本無料タイトルのダウンロードランキングでは国内で首位を獲得(関連記事)しており、同作のモバイル版参入に注目しているユーザーは多いものと見られる。
正式ローンチの時期については地域限定ローンチから得られた情報をもとに決定していく方針のため、もうしばらく続報を待つ必要がありそうだ。