カカオゲームズは5月3日、2022年第1四半期(1~3月)における決算資料を発表し、韓国版『ウマ娘 プリティーダービー』に関してコメントした。また、『オーディン:ヴァルハラライジング』の日本版リリースについても言及。
まず、決算資料によれば、第1四半期の売上高は約2,663億ウォン(約274億円)で前年同期比104.7%増、営業利益は421億ウォン(約43億円)で同169.7%増、純利益は283億ウォン(約29億円)で同54.2%増を記録した。
韓国・台湾など各地域でヒットしている『Odin: Valhalla Rising』(オーディン:ヴァルハラライジング)などの好調により、売上・営業利益ともに前年同期と比べて2倍を越える成長を遂げている。
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カカオゲームズは今年、上半期に同社がパブリッシングを手掛ける『ウマ娘 プリティーダービー』を韓国でリリース予定。下半期にはアニメ調の3Dグラフィックスが特徴的な育成RPG『Eversoul』(エバーソウル)やMMORPG『ARES:RISE OF GUARDIANS』(アレス:ライズ・オブ・ガーディアンズ)等の期待作を5タイトル以上リリースし、成長傾向を継続するという計画。
また、同社はグローバル市場への投資を重視する方針を立てており、『アレス:ライズ・オブ・ガーディアンズ』以外のタイトルはほとんどがグローバル展開を前提としている。ヒット作『オーディン:ヴァルハラライジング』の日本リリースも2022年下半期に目指すという。
さらに、同社のチョ・ゲヒョン代表は決算発表後に行われたカンファレンスコールで『ウマ娘 プリティーダービー』に関して「日本で非常に高い成果を見せたゲームであるだけに、韓国でも似たような水準の成果を期待している。 具体的には、売上順位3位程度を期待している」と期待感を示した。
『ウマ娘 プリティーダービー』韓国版は3月にティザーサイトを公開し(関連記事)、その後事前予約も開始している。なお、事前登録は開始からわずか10日間で100万人を突破。
カカオゲームズは近いうちにユーザー向けの発表会を開催する予定とのことで、これを通じて詳細な配信日が明らかになるという。