アメリカの調査会社Sensor Towerは同社のブログで、2022年5月の世界モバイルゲーム市場におけるダウンロードランキングを公開した。なお、集計はユニークインストール数のみをカウントし、Androidのサードパーティ製アプリストアの数字は含まれていない。
2022年5月に最もダウンロードされたのは、Sybo Gamesの『Subway Surfers』で、4月からさらにダウンロード数を伸ばし、3000万ダウンロードを記録。2021年5月と比べ、86.5%の増加となった。
Sensor Towerによれば、同作が最もダウンロードされたのはインドで、全体の15%。次点はアメリカで、全体の14%となっている。
また、『Subway Surfers』は5月で10周年を迎えており、同月は過去最高のダウンロード数を記録。さらにプレイヤーの支出額も前年同月比で6.3倍の590万ドルと、過去最高を記録したとのこと。
ランキング2位はGarenaの『Garena Free Fire』で、先月に引き続きGoogle Playでは首位を獲得。ダウンロード数は2600万を記録し、2021年5月からは50.3%の増加となった。
首位争いでは4月から変わらない2タイトルが並んだものの、3位以下では『Tall Man Run』、『Apex Legends Mobile』、『Deliver It 3D』、『Stumble Guys』がランキング初登場。
ハイパーカジュアルゲームが並ぶなか、人気バトルロイヤルFPSのモバイル版『Apex Legends Mobile』が全体で4位、App Storeでは2位を獲得している。
Sensor Towerによれば2022年5月のモバイルゲーム市場は、App StoreとGoogle Play合わせて、48億ダウンロードを記録。前年比では約1%減となった。
またモバイルゲームが最もダウンロードされたのはインドで、全体の19.2%にあたる9億1,600万ダウンロード。2位には米国が8.4%、3位はブラジルが7.9%となっている。