Netflix は7月13日、マイクロソフトとグローバルな広告技術、および販売に関するパートナーシップを締結したことを発表した。
両社の協業により、Netflixが提供するサブスクリプションサービスに、新たに低価格の広告付き定額制プランを導入する。なお、新プランのサービス開始時期や具体的な価格については不明。
このプランにより「Netflix」で配信される広告は、マイクロソフトのプラットフォームを通じて独占的に提供される予定。
今回のパートナーシップ締結について、NetflixのCOOであるGreg Peters氏は「マイクロソフトは、私たちが広告付きの新サービスを構築するにあたり、広告に関するあらゆるニーズをサポートする能力を備えている」と評価。また、顧客のプライバシー保護に関する技術提供についても重要視しているという。
Netflix は今年4月、広告なしの既存プランである「ベーシック」、「スタンダード」、「プレミアム」に加え、低価格の広告付き定額制プランを新たに導入することを発表していた。2022年第1四半期には有料会員が10年ぶりに減少したことなどを受け、ユーザー側により広い選択肢を示すことで巻き返しを図る。